マダムの友人など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 07:09 UTC 版)
「開運貴婦人 マダム・パープル」の記事における「マダムの友人など」の解説
プリンセス・チェリー 本名不明のエセ占師アイドル。占いはあまりまともにやっていない。髪はあまり長くないようだが、頭の両端で束ね、ツインテールのような形にしている。背は低い。 顔はわりとかわいいがあざとい性格で、それも含めて性格はお世辞にも良いとは言えない。また、いいことがあると自慢したがる。 語尾に必ず「ピョン」を付けるが、「イタイ」と言われることもある。マダムとは、犬猿の仲であるが、TVで競演することも多い。 マダム同様、年齢をごまかしている。成人式について「あんな退屈なモン…」と「出てない」と言いそうになったり、20歳を過ぎているのはバレバレなのだが、本人は10代で通している。プロフィール、特に年齢に繋がるものはひた隠しにしているが、本人がTVを見て言っていたことから、てんびん座であることだけが判明している。 B級グルメ評論が得意らしいが、マネージャーの宮辺に「隠し通してくださいね… アイドルなんだから…」と言われ、公表していない。 アイドルだが庶民派で、食事処『りいずなぶる』の常連客。彼女の名を付けたカツ丼+チェリーの「チェリー定食」(プリンセスチェリーご用達、と銘打って)がメニューにある。 外出の際は飾りのない髪留めをし、帽子とサングラスで変装している(サングラスはしないこともある)しかし、食事処『りいずなぶる』に行く時は、なぜか必ず素顔のままである。 宮辺草太(みやべ そうた) プリンセス・チェリーのマネージャー。気を遣う性格のわりには粗忽者。連絡ミスなどはしょっちゅうである。 マーガレット女史 イギリスから来たスーパー占師。通称「マダム・ホワイト」で、マダムと会った時、通訳を通さず、占いでお互いの挨拶の内容を当て合った。 いつも通訳の松下と行動を共にしているが、1度だけマダムの家に立ち寄った時のみ1人だった。 園芸にも詳しく、その手の番組にも出演している。しかし、園芸の映像を見て「ココに霊が」「知らぬが仏ってか」などと話す。だが英語で話しているので、通訳以外には解からない。 松下栗子(まつした りつこ) マーガレット女史の通訳。なかなかの美人だが、名前どころか苗字ですら呼ばれることがない可哀相な人。 マーガレット女史が園芸の映像を見て「ココに霊が」などと英語で返してもまともに訳さず、「知らぬが仏ってか」を「大変美しいバラですね…と」と訳してごまかした。超訳する通訳である。 藤色5(ふじいろファイブ) 今人気の美形アイドル5人組。メンバーの芸名は「TAKU(タク)」「RYO(リョウ)」「MASAYA(マサヤ)」「LUI(ルイ)」「為吾郎(タメゴロウ)」5人の名付け親はマダムだが、為吾郎だけは「なぜ自分だけ」と疑問を呈していた。 有名人の豪邸訪問のコーナーで、藤色5がマダムの家に来ることになった時、山田の想像の中では、為吾郎だけ顔半分しか描かれていなかった。 月岡・竜田川 マダムの友人達。占師。おそらく関東占師協会の幹部。本名はそれぞれ月岡サユリ、竜田川もみじ。共に作中で下の名前で呼ばれることはなく、書かれたのは1巻表紙裏に書かれている「裏話」の中のみ。やせている方が月岡で肥っている方が竜田川。 竜田川はマダムを含めた3人の中では唯一の既婚者で、少なくとも2人は子供がいるらしく、上の子供には恋人がいる。 マダムが大量の福袋を買って帰るのを見て、他の客に「マダムが占いで中身の良い袋を選んで買っていたので残りはスカばっかり」と思われて全く売れなくなったため、次の年からは福袋売り場に有名占師の出入りが禁止された。そのため、その時はいなかった月岡と竜田川も、巻き添えのような形で出入り禁止にされてしまった。この一件から、月岡と竜田川も、有名占師であることがわかる。
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