マクスウェルの関係式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/01 02:05 UTC 版)
マクスウェルの関係式(マクスウェルのかんけいしき、英: Maxwell relations)とは、熱力学における温度、圧力、エントロピー、体積という4つの状態量の間に成り立つ関係式[1]。ジェームズ・クラーク・マクスウェルによって導出された。これらの関係式によって、測定が困難なエントロピーの変化量を、圧力、温度、体積の変化という、測定がより簡単な量で置き換えることができる[2] 。
- ^ P. A. Atkins; J. de Paula 著、千原秀昭、中村亘男 訳 『物理化学(上)』(8版)東京化学同人、2009年、105–106頁。ISBN 9784807906956。
- ^ 和達三樹; 十河清; 出口哲生 『ゼロからの熱力学と統計力学』岩波書店、2005年、77頁。ISBN 4-00-006700-1。
- ^ 夏目雄平 『やさしい化学物理』朝倉書店、2010年、46頁。ISBN 978-4-254-14083-5。
- 1 マクスウェルの関係式とは
- 2 マクスウェルの関係式の概要
- 3 関係式
- 4 導出
- 5 関連項目
マクスウェルの関係式と同じ種類の言葉
関係式に関連する言葉 | 関係式(かんけいしき) マクスウェルの関係式 マイヤーの関係式 クラマースクローニッヒの関係式 ルジャンドルの関係式 |
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