ルドルフ・クラウジウスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 学者・研究者 > 物理学者 > ドイツの物理学者 > ルドルフ・クラウジウスの意味・解説 

クラウジウス【Rudolf Julius Emanuel Clausius】

読み方:くらうじうす

[1822〜1888ドイツ物理学者理論物理学専攻熱力学の第二法則定式化し、はじめてエントロピー概念確立した。著「熱力学論」など。→熱力学の法則


ルドルフ・クラウジウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 17:23 UTC 版)

ルドルフ・ユリウス・エマヌエル・クラウジウス(Rudolf Julius Emmanuel Clausius, 1822年1月2日 - 1888年8月24日)は、ドイツ理論物理学者熱力学第一法則第二法則の定式化、エントロピーの概念の導入など、熱力学の重要な基礎を築いた。


  1. ^ a b 室田(1988)p60
  2. ^ セグレ(1992)p310
  3. ^ "Clausius; Rudolph Julius Emmanuel (1822 - 1888)". Record (英語). The Royal Society. 2011年12月11日閲覧
  4. ^ クロッパー(2009)p189
  5. ^ この式の導出方法については小野他編(1990)の八木の論文(pp.78-79)などを参照すること。ただし、トゥルスデルや山本は、この導出方法は不明瞭で説得力に乏しいと評している(山本(2009)p36)。
  6. ^ Clausius "Ueber die bewegende Kraft der Wa:rme und die Gesetze, welch sich daraus fu:r die Wa:rmelehre selbst ableiten lassen" 山本(2009)p25より引用。強調は原文のまま。
  7. ^ 実際のクラウジウスの論文では、Tは元々温度ではなくf(t)=1/Tで定義される「温度関数」として計算しており、論文の最後でTは結局のところ絶対温度と考えて良いと述べている。f(T)については、小野他編(1990)pp.80-84にある八木の論文、および山本(2009)pp.151-170に詳しい。なお山本は、マッハの「クラウジウスは何かを人に伝えようとしているのか、何かを覆い隠そうとしているのか、判然としない場合が多い」という文を引き、「とりわけこの54年論文は分かりにくい」としている。
  8. ^ 山本(2009)p67
  9. ^ 原題『Ueber die Energievorräthe der Natur und ihre Verwendung zum Nutzen der Menschheit』、小野周他編(1990)pp.96-111に河宮信郎による和訳と解説あり
  10. ^ 室田(1988)pp.63-64
  11. ^ 山本(2009)p207


「ルドルフ・クラウジウス」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ルドルフ・クラウジウス」の関連用語

ルドルフ・クラウジウスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ルドルフ・クラウジウスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのルドルフ・クラウジウス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS