フィクション作品のトロールとは? わかりやすく解説

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フィクション作品のトロール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 15:27 UTC 版)

トロール」の記事における「フィクション作品のトロール」の解説

J・R・R・トールキンの『ホビットの冒険』では、モルゴス被造物として登場するエント模したものとされる通常の武器通じないほど堅い皮膚を持つが、太陽光浴びると石化するとされた。続編の『指輪物語』では、サウロンによって生み出され凶暴な上位種オログ=ハイ(Olog-hai)」が登場。その身を巨大な剣や鎧で武装しており、知能戦闘能力も向上。また太陽光浴びて石化しない。サウロン配下中でも単純な近接戦闘においては無類強さをみせ、兵士というより洗脳され生物兵器として運用され前線突破城壁破壊などに投入された。「一つの指輪」が破壊され力の源泉たるサウロン滅びると、共に滅んだ詳細は「トロル (トールキン)」を参照 J・K・ローリングの『ハリー・ポッターシリーズ』でも巨漢一種族として登場し悪臭放つとされるヘンリック・イプセン劇詩ペール・ギュント』に登場するトロール不死で、自分たちの国を愛する者として描かれている。 テーブルトークRPGの『ルーンクエスト』では「トロウル」と呼ばれ多数亜種架空学名骨格標本進化樹形図、宗教、食や生活文化などが詳細に設定されその背景世界グローランサ最強種族表現されることもある。 コンピュータRPGの『ドラゴンクエストシリーズ』でも「トロル」、「ボストロール」、「トロルキング」、「トロルボンバー」、「ダークトロル」など、毛皮羽織って棍棒をもった大柄獰猛なモンスターとして現れるアニメーション映画となりのトトロ』では、の主の妖精である「トトロ」を、登場人物少女草壁サツキトロルであると判断した映画エンディングサツキとメイ姉妹布団の中でお母さんトロル登場する絵本三びきのやぎのがらがらどん」を読んでもらっている描写がある。 ガンヒルド・セーリンの児童文学きょうだいトロルぼうけん』では、石橋に住む善良な小人としてのトロルと、毛むくじゃらで赤い肌の悪いトロル双方描かれる挿絵付き小説ムーミン』の作者トーベ・ヤンソンは、作品登場するムーミントロールは、名前にトロール付いてはいるものの、妖精トロールとは違う生き物としている。なお、同シリーズでは「クニット」という小人小説版では「はい虫」として訳されている)が、外伝絵本さびしがりやのクニット』の冒頭で「トロール」とされている。 海のトロール (テオドール・キッテルセン, 1887). The changeling (ヨン・バウエル, 1913). こんばんわ! (ヨン・バウエル, 1915). トロール横断注意! の道路標識ノルウェー世界最大トロール ノルウェー国旗を持つトロールマグネット製)

※この「フィクション作品のトロール」の解説は、「トロール」の解説の一部です。
「フィクション作品のトロール」を含む「トロール」の記事については、「トロール」の概要を参照ください。

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