ピッコロ大魔王の部下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:17 UTC 版)
「ピッコロ (ドラゴンボール)」の記事における「ピッコロ大魔王の部下」の解説
龍族のナメック星人の特徴である「卵を産む能力」が悪の力で変化し、大魔王は「魔族」と呼ばれる部下を産む力を得た。魔族の見た目は様々で、大魔王のイメージ通りに好きなタイプが作れる。作中、電子ジャーの封印が解かれた後、大魔王により産み落とされた部下の魔族として「ピアノ」「タンバリン」「シンバル」「ドラム」の4人が登場した。彼らについてはドラゴンボールの登場人物#魔族を参照。部下はほとんどが戦士だが、ピアノだけは戦闘の役割を担わず、側近として常に傍らで控えている。 ナメック星人について書かれた『ドラゴンボール大全集』4巻「種族の章」見出しのイラストではこれら4人の姿も掲載されており、「ナメック星人の構成」のコーナーに記された構成図にはピッコロの部下として記載されている。アニメではタンバリンについて冒頭のナレーションが「自分自身(初代ピッコロ大魔王)の分身」と紹介したこともあった。 魔族は卵から孵った時点で成人体となっており言葉も喋れる。また、大魔王とはテレパシーで意思疎通が可能であり、大魔王がシンバルの死と倒された原因を探るようタンバリンにテレパシーで命じたこともあった。 電子ジャーから復活した直後の老いた段階では卵を産む際の負担が大きく、魔力と体力の消費で老化がさらに進むため注意が必要だった。その当初は「ポコペンポコペンダーレガツツイタ、ポコペンポコペンダーレガツツイタ…」という呪文を唱えながら産み落とし、産み落とした後や魔族が死んだ際にはひどく苦しむ描写が見られたが、若返った後はその様子を見せておらず、呪文も唱えることなく産むことができている。 アニメ『ドラゴンボール』第102話の回想シーンにおいてはタンバリンやシンバルに似た魔族が何体も登場しており、軍隊、武泰斗や亀仙人や鶴仙人を含めた武泰斗の弟子たちに襲いかかっている。 ゲーム『ドラゴンボール 大魔王復活』では「ウクレレ」「バンジョー」「オルガン」といったゲームオリジナルの部下が登場。後にウクレレはゲーム『ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー』にも登場している。また、ゲーム『ドラゴンボール3 悟空伝』では「コンガ」をはじめ、多数のゲームオリジナルの魔族が登場している。
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