ヒデ夕樹とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 歌手 > 日本の歌手 > ヒデ夕樹の意味・解説 

ヒデ夕樹

(ヒデタ樹 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 22:44 UTC 版)

ヒデ 夕樹(ひで ゆうき、1940年11月5日[1] - 1998年12月8日[1])は、日本の男性歌手


注釈

  1. ^ 一例として『海のトリトン』の主題歌は、番組クレジットでは「ヒデ・夕木」、1972年の主題歌シングル盤(SCS-162)では「秀夕木」、1977年の主題歌シングル再発盤(SCS-392)では「ヒデ夕樹」と表記されている。
  2. ^ 女性1名と男性4名で編成されたポップス・コーラスグループ[3]。メンバーには後にシンガーズ・スリーに参加する尾形道子(藤村道子)や、ザ・ワンダースに参加する朝紘一(朝コータロー、朝礼志)・小栗俊雄(栗敏生)らが在籍していた[3]。なお、朝とはその後も「ソウルフル・ブラッズ」「ヒデとコータロー」「男と女」といったグループで共に活動したほか、「この木なんの木」などの歌唱でも共演している。また、尾形ともシンガーズ・スリーとしてCMソングの歌唱で共演している。
  3. ^ 藤村俊二の弟・藤村良典により集められたメンバーで結成されたバンド[4]渡辺プロダクションに所属[5]し、1969年11月に星加ルミ子プロデュースのシングル「波止場のブルース」でメジャーデビュー[4]。メジャーデビュー時のメンバーはリーダーの金子赫(ギター)、武田和命(テナーサックス)、羽尾知也(トランペット)、栗原三行(ピアノ)、川本じろー(川本ジロー)(ベース)、高橋久(ドラムス)、ヒデ・夕木(ボーカル)[4]。後に朝紘太郎がボーカルとして加入。
  4. ^ 中村メイコがパーソナリティーを務めたラジオ番組『私のロスト・ラブ』(TBSラジオ)のために結成されたユニット。メンバーは秀勇樹(ヒデ夕樹)、朝浩太郎(朝コータロー)、伊集加代子、藤村道子(尾形道子)、福田まゆみ[6]
  5. ^ なお、ヒデに支払われたギャランティーは最初の録音時の一度だけ、2万円程度であったという[7]
  6. ^ メンバーはリョウ(三好亮子)、トモ(杉山友子)、クミ(越膳久美子)、ユキ(武田優美)[2]。ヒデは前身ユニット「白雪姫」にも参加しており、同ユニットとして『ペットントン』にゲスト出演している。
  7. ^ なお水木は、1999年のアルバム『スーパーヒーロー作戦 ボーカルコレクション』において「戦え! ウルトラマンレオ」を、2011年のアルバム『THE HERO 〜Mr.アニソン〜』において「海のトリトン(GO! GO! トリトン)」をそれぞれカヴァーしている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 腹巻猫(劇伴倶楽部)『ヒデ夕樹 スーパー・ベスト 〜海のトリトン/人造人間キカイダー〜』(ブックレット)ヒデ夕樹、コロムビアミュージックエンタテインメント、2005年、2頁。COCX-33276。 
  2. ^ a b c d 『キラキラ★ダンシング クイーン』キャロット、キングレコード、1984年。K07S-613。 
  3. ^ a b c 黒沢進『ザ・ワンダース コンプリート・シングルズ&モア』(ブックレット)ザ・ワンダース、テイチク、2000年。TECN-25620。 
  4. ^ a b c 『フィリップスレコード・音楽テープ 番号順総目録(1970年版)』日本ビクター、1970年10月30日、アーティスト紹介24頁。 
  5. ^ 『フォノグラム・音楽テープ 番号順総目録(1971年版)』日本フォノグラム、1971年10月30日、アーティスト紹介23頁。 
  6. ^ 喫茶ロック委員会(田口史人、栗本斉、浅井有、行達也)『喫茶ロック エキスポ アンド ソフトロック編』(ブックレット)VARIOUS ARTISTS、東芝EMI株式会社、2002年、6頁。TOCT-10787。 
  7. ^ a b 神山典士、2007、「コーポレートキャラクター 日立の樹 日本人を見つめる“気になる木”」、『AERA』(2007年8月13-20日号)、朝日新聞出版
  8. ^ 『ヒデ夕樹とテレビマンガ主題歌の黄金期』ケンケンクリエイト、2021年7月25日、239-241頁。ISBN 978-4-600-00800-0 
  9. ^ a b c キムラケイサク『アニソンバカ一代』K&Bパブリッシャーズ、2010年4月16日、176-177頁。ISBN 978-4-902800-16-6 
  10. ^ 水木一郎 & Project Ichirou『アニキ魂 アニメソングの帝王・水木一郎の書』アスペクト、2000年5月12日、32頁。ISBN 4-7572-0719-0 
  11. ^ 『ヒデ夕樹没後20周年&成田賢追悼リサイタル』が4月21日開催!剣持 光がプロデュース!!”. Middle Edge(ミドルエッジ). 2019年1月18日閲覧。
  12. ^ ヒデ夕樹とテレビまんが主題歌の黄金期”. ケンケンクリエイト. 2021年7月26日閲覧。
  13. ^ 早川優. “アニメの“音”を求めて 第2回「音源復刻への長い道程」”. WEBアニメスタイル. 2014年11月13日閲覧。
  14. ^ a b c アストロミュージック出版|制作実績:CM”. アストロミュージック出版. 2018年6月18日閲覧。
  15. ^ a b c 田家秀樹『みんなCM音楽を歌っていた 大森昭男ともうひとつのJ-POP』徳間書店、2007年8月31日、443-444頁。ISBN 978-4-19-862355-5 
  16. ^ ◆Commercial Music◆ 1973 to 1974”. KuniMusic. 2018年6月18日閲覧。
  17. ^ ◆Commercial Music◆ 1975 to 1976”. KuniMusic. 2018年6月18日閲覧。


「ヒデ夕樹」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒデ夕樹」の関連用語

ヒデ夕樹のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒデ夕樹のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒデ夕樹 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS