パーマー王国の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 05:03 UTC 版)
「カルバニア物語」の記事における「パーマー王国の人々」の解説
コンラッド・パーマー パーマー王国第一王子。次期国王として、また外交の要として英才教育を受けてきたため常に冷静沈着な人物だったが、宮廷婦人としては型破りなところのあるタニアに恋をしてしまう。恋愛の機微には疎いものの、外交官としての見聞から国際情勢の急激な変化を感じ取り、カルバニア女王であるタニアへの恋を、単なる一時の熱情としてではなく、社会的・立場的に成就し得るものとして熟考している。 トランス・パーマー パーマー王国の現国王。 ミネルバ・パーマー パーマー国王の妹でコンラッドの叔母、コンラッドの教育係でもあった。あだ名は「黒衣のミネルバ」。4度結婚し全て死に別れている。男性の美的感覚が独特で、4度とも世間一般でいうブ男と恋愛結婚した。聡明で美しく、外交に長けている。 ソルダム・パーマー パーマー王国第二王子。兄と違い女性関係が派手で軽薄だったが、コンラッドのタニアへの誠実な思いを見て気持ちを改める。 フレイア・パーマー パーマー国第三皇女。妹のカリンほど美しくなく、国の役に立てないことに劣等感を抱いていた。領地内にダイヤモンド鉱山がある辺境国へ輿入れし、その際コンラッドは父王に無断で相手を見定めに行った。 カリン・パーマー パーマー国第四皇女。美少女で父王から可愛がられている。兄のコンラッドを敬愛している。年の近いフレイアとは仲の良い姉妹だった。 シルヴァーナ・クルタン パーマー国の伯爵令嬢。タニアの美貌が自慢のカルバニア国民に対する牽制として、パーマー国王が記念式典に国使として遣わせた、パーマー国一の美女。国使に選ばれた理由を知って苦しむが、誇りをもって役目を果たしたことで受勲された。
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