バンドメンバーの家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 00:24 UTC 版)
「青春デンデケデケデケ」の記事における「バンドメンバーの家族」の解説
白井美貴※ 清一の姉。テキパキした言動とさっぱりした性格。周囲からは「男まさりのちゃきちゃき」を理由に「兄ちゃん」と呼ばれ、頼りにされている。原作では清一とは7歳離れているが、仲が良く弟想い。原作では終始「兄ちゃん」とのみ表記されている。 洋楽が大好きで多数のレコードを所持しており、彼女は清一にとって「ポップミュージックの先生」。特に好きな曲は、ナット・キング・コールの『ザ・ロンリー・ワン』と『ネイチャー・ボーイ』。また洋画鑑賞も趣味だが『ヨーロッパの夜』や『491』などの「いやらしげな映画」は看板を見ただけで「げえが出そう(吐きそう)になる」という理由で見ない。男優ではグレゴリー・ペックやバート・ランカスター、女優ではオードリー・ヘプバーンとクリスティーネ・カウフマンがお気に入り。 原作ではバンド結成記念にグヤトーンのアンプをプレゼントしており、その感謝として「名誉メンバー」の称号を贈られている。 白井清太郎※ 白井鮮魚店『魚清』を経営している。 白井志乃※ 清太郎や美貴とともに店を切り盛りしている。 合田得士(浄信) 富士男の父で寺(浄泉寺)の住職。浄信は法名。寺の仕事もある程度できるようになった富士男に信頼を寄せ、自身の代わりに法事などの仕事を任せている。基本的には温和な人物だが、竹良たちが富士男の部屋でおこなったバンドの練習に対しては「お前ら、(やかましいから)ええ加減にせぇ!」と激怒している。 のちに一部檀家から「息子さん(富士男)がエレキ(ロック)ばかしやんじょんやて」とか「坊さんが不良になってしもた」と噂されるようになり、寺での練習を禁じた。 岡下喜久江※ 巧の母。練り物屋を経営しており、ムメや従業員たちと日々練り物作りに勤しむ。夫は既に亡くなっており母子家庭。巧がロックに興味を持ち始めた当初は冷ややかな反応を示すも、熱心に練習する息子に考えを改める。 岡下ムメ 巧の祖母。高齢を感じさせない元気な人物。映画版では、冷たい飲み物を好む彼女に喜久江が体を心配して温かいお茶を勧めるが、頑なに拒否する場面がある。孫である巧を溺愛しており、何かにつけ「うーちーの、たーくみーがなあ」と言うのが口癖。原作での竹良の紹介だと、「神仏ならなんでも拝む」信心深い女性で、巧が幼い頃にその子守をしながらうちわ太鼓を叩いていたという。 谷口悦子 静夫の妹。上品で物静かな女の子。クッキー作りが得意。映画版では竹良たちにそれぞれの担当楽器の形に焼いたクッキーを差し入れした。原作では静夫の2歳下で、竹良たちが3年生の時に観音寺一高に入学したと記されている。
※この「バンドメンバーの家族」の解説は、「青春デンデケデケデケ」の解説の一部です。
「バンドメンバーの家族」を含む「青春デンデケデケデケ」の記事については、「青春デンデケデケデケ」の概要を参照ください。
- バンドメンバーの家族のページへのリンク