ハルハ・ブフ(モンゴル国)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 04:27 UTC 版)
取り組みをする力士には、それぞれ一人ずつザソール(行司)がつく。ザソールは取り組み中に自分が付き添う力士にアドバイスをすることができるのでボクシングのセコンドのような存在であるが、相撲でいう行司役も務める。ひじ・ひざ・頭・背中・お尻いずれかが先に地面に着いたら負けとなる。日本の相撲とは異なり、手の平が地面についても負けにはならない。また土俵がないので押し出しやつり出しといった技はないが、足取りは認められているので足をつかんでのダイナミックな投げ技が多く見られる。年1回の国家ナーダムで512名のトーナメントが行われ、上位16位以内の力士にはツォル(称号)が授与される。それは次のとおりである。 ナチン(隼) 16位(5回戦進出) ハルツァガ(大鷹) 8位(6回戦進出) ザーン(象) 4位(7回戦進出) ガルディ(迦楼羅:ガルダ) 2位(準優勝) アルスラン(獅子) 1位(優勝) アヴァラガ(巨人) アルスラン称号の力士が再度優勝(連続は要件ではない。以下同じ) ダライ・アヴァラガ(偉大な巨人) アヴァラガが再度優勝 ダヤン・アヴァラガ(世界の巨人) ダライ・アヴァラガが再度優勝 ダルハン・アヴァラガ(聖なる巨人) ダヤン・アヴァラガが再度優勝 禁じ手は10種類で、かんぬきで腕を極めるガルフシフは腕が縦に折れるという意味の荒技である。
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ハルハ・ブフ(モンゴル国)
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ジャンジン・マルガイ(民族帽子)、ゾドク(ベスト)、ラクダの後ろ足のようなショーダク(ブリーフ型のパンツ)、グダル(ブーツ)といった民族衣装をまとう。ザソール(行司)が挑戦のツォル(歌)を唱え、ブフ(力士)は獅子の体をした鷹のイメージで羽ばたきしながら入場し2回2方向に舞い降りる所作「シャバー」により鷹と種らくだの合体を示し、一礼して太ももを叩き終わる。取り組み前に帽子をザソール(行司)にあずけ試合後にまたかぶる。
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