ノンちゃん雲に乗るとは? わかりやすく解説

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のんちゃんくもにのる【ノンちゃん雲に乗る】

読み方:のんちゃんくもにのる

石井桃子童話雲の上世界で不思議な出来事を描く。昭和22年1947刊行昭和26年1951)、第1回芸能選奨(現芸術選奨受賞昭和30年(1955)、倉田文人監督により映画化


ノンちゃん雲に乗る

作者石井桃子

収載図書日本童話名作選―戦後
出版社講談社
刊行年月2007.2
シリーズ名講談社文芸文庫


ノンちゃん雲に乗る

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 09:52 UTC 版)

ノンちゃん雲に乗る』(ノンちゃんくもにのる)は、1951年に出版された石井桃子児童文学作品。

1955年鰐淵晴子の主演で映画化され、翌1956年にはテレビ化された。また、2008年12月24日には作品をモチーフにオリジナル楽曲として大橋のぞみのCDアルバム『ノンちゃん雲に乗る』が発売された。

あらすじ

8歳の女の子、田代信子ノンちゃん)は、ある春の朝、お母さんと兄ちゃんが自分に黙って出かけたので、悲しくて泣いていた。木の上からひょうたん池に映る空を覗いているうちに、誤って池に落ちてしまう。気がつくとそこは水の中の空の上。雲の上には白いひげを生やしたおじいさんがいて、熊手ですくって助けてくれた。ノンちゃんはおじいさんに、自分や家族の身の上を打ち明ける。

映画作品

ノンちゃん雲に乗る
ノンちゃん雲に乗る
監督 倉田文人
脚本 倉田文人
村山節子
製作 熊谷久虎
中田博二
出演者 鰐淵晴子
原節子
藤田進
徳川夢声
名古屋章
大泉滉
小沢路子
高崎淳生
倉田マユミ
谷桃子バレエ団
音楽 飯田信夫
撮影 小原譲治
配給 新東宝
公開 1955年6月7日
上映時間 84分
製作国 日本
言語 日本語
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ポスター

雲の上の世界の描写にはアニメーション合成技術が使用されている[1]

前年から病気療養していた原節子の復帰作として注目された[1]

スタッフ

キャスト

映像ソフト

  • 2000年11月24日に発売イマジカ・販売エスモックよりDVDが発売された[3]

リバイバル

  • 本作はその後1960年5月21日に、『希望の青空』と改題してリバイバル上映された。同時上映は『女と命をかけてブッ飛ばせ』[2]

テレビ番組

1956年3月26日から同年4月7日まで、KRT(現:TBSテレビ)の『影絵名作アルバム』( - 18:45 - 18:50)で「影絵劇」としてテレビ放送された。「雪の会」が影絵を手掛け、語りは井潤一が担当した[4][5]

KRT 影絵名作アルバム
前番組 番組名 次番組
ノンちゃん雲に乗る
(影絵劇版)

単行本

脚注

  1. ^ a b 『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、56頁。ISBN 4766927060 
  2. ^ a b 『新東宝 1947-1961 創造と冒険の15年間』日本ハイコム、2019年、P.295・P.360頁。 
  3. ^ 「2000TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2001』朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2001年4月30日、67頁。雑誌コード:01844-04。 
  4. ^ 毎日新聞毎日新聞社、1956年3月26日 - 同年4月7日付のラジオ・テレビ欄。 
  5. ^ ノンちゃん雲に乗る”. テレビドラマデータベース. 2019年9月29日閲覧。

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