ネコザメ

デジタル大辞泉

ねこ‐ざめ【猫^×鮫】

読み方：ねこざめ

ネコザメ目ネコザメ科の海水魚。全長約1メートル。頭部が丸みを帯び、猫の顔に似る。体色は褐色で7本の暗色横帯がある。歯は前部と後部とで形態が異なり、貝類をかみ割って肉を食べる。岩礁底にすみ、卵生。本州中部以南に分布。練り製品の原料。さざえわり。

デジタルお魚図鑑

ネコザメ

学名：Heterodontus japonicus 英名：Bullhead　shark 地方名：サザエワリ　ネコ　　 脊椎動物門−軟骨魚綱−ネコザメ目−ネコザメ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 特徴 両顎の前方の歯は尖っているが、側方の歯は臼歯状に巨大化している。　日本産のネコザメにはもう一種シマネコザメがいるが、体にある褐色の帯模様の数が１０帯ほどしか無いことなどから区別ができる。　昼は岩の隙間やサンゴの蔭などで休んでいて、夜になると活動する。岩や砂の上を這い回るように餌を探し、主にエビ、カニ、貝、ウニ類などを食べる。強い臼歯を持っているので、サザエなどの殻も平気で割って食べる。　産卵期は春から夏にかけて。螺旋状の突起が付いた卵を産む。 分布：南日本から東シナ海、東部アフリカ 大きさ：1m 漁法：刺し網、底引き網 食べ方：練り製品

動物名辞典

猫鮫

読み方：ネコザメ（ｎｅｋｏｚａｍｅ）

ネコザメ科の海水魚

学名 Heterodontus japonicus

季語・季題辞典

猫鮫

読み方：ネコザメ（ｎｅｋｏｚａｍｅ）

サメの一種

季節 冬

分類 動物

ウィキペディア

ネコザメ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/18 11:37 UTC 版)

ネコザメ Heterodontus japonicus (猫鮫、英: Japanese bullhead shark) は、ネコザメ目ネコザメ科に属するサメの一種。 別名、サザエワリ。日本近海に生息するネコザメ科の代表種である。日本には他にシマネコザメ H. zebraが分布するが、こちらは比較的珍しい。