ドッジボールの紹介とは? わかりやすく解説

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ドッジボールの紹介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 02:17 UTC 版)

可児徳」の記事における「ドッジボールの紹介」の解説

体操練習時代から師事し、また高等師範学校において教職を共にした坪井玄道とは密接に関わり1903年から1911年明治44年)にかけて発刊され両者による共著11冊を数える。これらの多く小学校児童為の体操法や、女子為の遊戯法を著していた。可児坪井とともにドッジボール日本紹介した人物であるとされる通説では、1909年明治42年)に可児坪井が「円形デッドボール」の名で伝えたとされているが、これは誤りで、実際に同年刊行の『小學校運動遊戯』(坪井可児共編)に「ドッヂボール」として掲載されている。同書では以下のような4種類ドッヂボールルール紹介している。 共通事項:競技人数20 - 60人、使用するボールは大ゴム球(バスケットボールまたはフットボール)、対象小学5年生以上 ルール1 参加者甲乙2組分け、甲組は円形整列し乙組は円内の任意の位置に付く。 甲組は円内の敵にボール投げ当てようとし、乙組当てられないように走ったボール避けたりする。 甲組は交互にボール投げ、円外にボール出た場合拾い行って味方パスする乙組ボール触れてならない触れた場合アウトになり、円外に出て甲組に加わる。 甲組は円内にボール拾いに行くことはできるが、円内から投げたボールが敵に当たってアウトにはならない乙組全員当てられるまで続け最後に当てられた人を乙組勝者とする。 攻守交代し、甲組の全員当てられるまで続け、甲組の勝者決定する甲乙の両勝者のみを円内に入れ、他の参加者全員ボール投げて当てようとし、当てられなかった方を総合優勝とする。 ルール2 基本的にルール1準じるが、当てられた人は甲組に加わらず乙組全員当てるまでの時間計測する攻守交代し、甲組全員当てるまでの時間計測する全員当てるのにかかった時間の短い方の組を勝利とする。 ルール3 ルール23 - 5回戦行い合計時間の短い方の組を勝利とする。 ルール4 2つの円を用意し、甲組・乙組それぞれ円形整列する。 甲組・乙組それぞれ5 - 7人を敵の組の円内に送る。 甲組・乙組同時にボール投げ始め先に内の敵を全員当てた方の組を勝利とする。 以上のように初期ドッジボール防御側がボールを拾うことは禁じられており、これが認められるうになるのは1924年大正13年以降である。可児坪井ドッジボール日本伝えた功労者であるが、その後ドッジボール発展寄与したという記録残っておらず、普及発展貢献するのは永井道明であった

※この「ドッジボールの紹介」の解説は、「可児徳」の解説の一部です。
「ドッジボールの紹介」を含む「可児徳」の記事については、「可児徳」の概要を参照ください。

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