トニ・クロースとは? わかりやすく解説

トニ・クロース

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 15:24 UTC 版)

トニ・クロース
レアル・マドリードでのクロース (2018年)
名前
ラテン文字 Toni Kroos
基本情報
国籍 ドイツ
生年月日 (1990-01-04) 1990年1月4日(35歳)
出身地 東ドイツグライフスヴァルト
身長 183cm[1]
体重 76kg[1]
選手情報
ポジション MF[1](CMF、OMF)
利き足 右足
ユース
1997-2002 グライフスヴァルダー
2002-2006 ハンザ・ロストック
2006-2007 バイエルン・ミュンヘン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2008 バイエルン・ミュンヘンII 13 (4)
2008-2014 バイエルン・ミュンヘン 130 (13)
2009-2010 レヴァークーゼン (loan) 43 (10)
2014-2024 レアル・マドリード 306 (22)
通算 492 (49)
代表歴
2005-2007  ドイツ U-17 34 (17)
2009  ドイツ U-19 5 (3)
2008-2009  ドイツ U-21 10 (2)
2010-2024 ドイツ 114 (17)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

トニ・クロース: Toni Kroos, 1990年1月4日 - )は、東ドイツグライフスヴァルト出身の元サッカー選手、実業家。元ドイツ代表。現役時代のポジションはミッドフィールダー

概要

FCバイエルン・ミュンヘンではブンデスリーガDFBポカールなどの国内タイトルのほか、UEFAチャンピオンズリーグFIFAクラブワールドカップなどの国際タイトルも獲得した。2014年に移籍したレアル・マドリードでもプリメーラ・ディビシオンスーペルコパ・デ・エスパーニャ、UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAクラブワールドカップを手にした。通算最多タイとなる6度のチャンピオンズリーグ制覇を達成しており、ドイツ人選手として歴代最多タイトル保持者でもある[2]

ドイツ代表としても2020年に100試合出場を達成。2014年にはFIFAワールドカップで優勝を経験し、同大会ではドリームチームにも選ばれた。

トーニ・クロースと表記されることもある[3]

クラブ経歴

幼少期

ドイツ北部の都市グライフスヴァルトで生まれたクロースは、地元クラブのグライフスヴァルダーでユースチームを指導する実父の下でサッカーを始め、その後父がハンザ・ロストックに職場を変えるとクロースも弟フェリックスと共にロストックへ移籍した[4]

リヴァプールFCレアル・マドリードユヴェントスFCACミランアヤックスなども参加したイタリアでの16歳以下の大会で大きな注目を浴びた。2006年、チェルシーFCなどからの誘いを断り、毎年1軍がロストックで遠征試合を行なうことを条件にバイエルン・ミュンヘンのユースに加入した[4]

バイエルン・ミュンヘン

プロ契約したクロースは最初はアマチュアリーグでプレーしていたが、間もなくプロと一緒に練習を始めた。

ブンデスリーガデビューとなった2007年9月26日のエネルギー・コットブス戦では、わずか18分間の出場で2アシストを記録する衝撃のデビューとなった。更にUEFAカップデビューとなったアウェイのレッドスター・ベオグラード戦では1点リードされた状況の81分に登場し、1ゴール1アシストの活躍で勝利に導いた。バイエルンは、マスコミにクロースのインタビューを無期限に禁止するなど成長をサポートした[4]

レバークーゼンへのレンタル移籍

しかし、バイエルンのレギュラー陣に割って入るには至らず、より出場機会を得るために2009年1月より2010年6月までのレンタル移籍バイエル・レバークーゼンに加入した。2009年4月18日のVfLヴォルフスブルク戦でブンデスリーガ初得点を記録。シーズン終了後にはバイエルンと2010年まで契約を延長し、またレヴァークーゼンへのレンタルも2010年7月までに延長された。2009-10シーズンは開幕から主力としてプレーし、シュテファン・キースリングとともにゴールを量産し、レヴァークーゼンの首位ターンに貢献した。前半戦最終節である2009年12月22日のボルシアMG戦後、バイエルンの名誉会長でもあるフランツ・ベッケンバウアーは、ビルト紙にて「トニ・クロースはここまでの最優秀選手だ。私は常に彼が新しいバラックになると感じていたんだ。彼は予想以上のプレーを見せているよ」と称賛した[5]。そのシーズンは、キッカーによるブンデスリーガのシーズンベストイレブンに選出された。

バイエルン復帰

バイエルン復帰後、期待通りの成績を残せなかったが、レヴァークーゼン時代の監督だったユップ・ハインケスがバイエルンの監督に就任すると中心選手の一人に成長した。

2012-13シーズンはハビ・マルティネスとともに中盤で重要な役割を担い、史上最速28節終了時点でのリーグ優勝を達成。他にもクラブはDFBポカールUEFAチャンピオンズリーグのタイトルも獲得したが、クロースは怪我のため両大会の決勝に出場することは出来なかった。

翌シーズンも2014年3月25日のヘルタ・ベルリン戦で得点を挙げ、3-1での勝利に貢献。同試合でバイエルンはリーグ優勝を決め、ブンデスリーガ連覇を果たした。一方で、バイエルンとの契約延長交渉が給与面などで難航、クラブやジョゼップ・グアルディオラ監督との関係が悪化していった[6]

レアル・マドリード

アトレティコ・マドリード戦でのクロース (2015年)

2014年7月17日、6年契約でレアル・マドリードへの移籍が決定[7]。背番号は8番。公式戦初出場となったUEFAスーパーカップセビージャFC戦では、両チーム通じてトップとなるパス成功率96%を記録した[8]。入れ替わるようにバイエルンへ移籍したシャビ・アロンソと同じ中盤の底のポジションでレギュラーに定着し、11月9日の第11節ラージョ・バジェカーノ戦で、移籍後初ゴールを含む1得点2アシストの活躍をした[9]。移籍初年度は、リーガ・エスパニョーラ所属クラブの選手で唯一シーズン総パス成功数が3000本を超えており、シーズンを通して92%のパスを成功させた[10]

2015-16シーズン、レギュラーとしてチャンピオンズリーグ優勝に貢献、二つのクラブで優勝を経験した初のドイツ人プレーヤーとなった[11]。2016年1月3日、バレンシアCF戦でパス成功率100%を記録した。

2016年10月12日、レアル・マドリードと2022年までの新契約を結んだことが発表された[12]。同シーズンは、リーガ優勝とともに史上初となるチャンピオンズリーグ連覇を達成した。2017年から始まったIFFHS選出の男子サッカー年間ベストイレブンに選ばれた[13]

2018-19シーズンのリーグ開幕戦となるヘタフェCFでは118本のパスのうち116本を成功させ、100本以上のパスを記録した選手の中でレアル・マドリード史上最高のパス成功率を記録した[14]。12月にはFIFAクラブワールドカップを再び獲得。通算5度の同タイトル獲得は歴代最多であり、過去6年間で5度優勝した[15]。2019年5月、レアル・マドリードとの契約を2023年6月まで延長した[16]

2019年10月23日、UEFAチャンピオンズリーグガラタサライSK戦でCL通算100試合目の出場を果たした[17]。2020年1月8日、スーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝のバレンシア戦で、コーナーキックから直接ゴールを挙げてチームの決勝進出に貢献した[18]。2度目となるリーガ優勝を達成し、自身も2016-17シーズン以来2度目となるUEFA選出ラ・リーガベストイレブンに選ばれた[19]

2023年6月、クラブから2024年6月30日までの契約延長合意が発表され、レアル・マドリードでの10シーズン目を迎えることが決まった[20]

かねてよりトップレベルのまま現役を退くこととレアル・マドリードで現役を引退することを明言していたが、2024年5月21日に2023-24シーズン終了後のUEFA EURO 2024を最後に現役を引退することを発表した[21]。レアル・マドリード最終戦となったボルシア・ドルトムントとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝でも勝利し、6度目の欧州制覇をタイトルに加えた[22]。なお、6度の欧州制覇はチームメイトのダニ・カルバハルルカ・モドリッチナチョ・フェルナンデスのほかクラブOBのフランシスコ・ヘントも達成しているが、異なる複数のクラブに亘って記録を達成したのはクロースのみである。チャンピオンズリーグの優勝セレモニーでは、自身が長らく背負った背番号8の後継者としてフェデリコ・バルベルデを指名した[23]

代表経歴

ドイツ代表でプレーするクロース (2011年)

U-17ドイツ代表として2007 FIFA U-17ワールドカップに出場、中心選手として5得点4アシストの活躍でドイツを3位に導き、ゴールデンボール賞(大会MVP)を受賞した[4]。その後も各世代の代表でプレーし、2010年3月3日にアルゼンチンとの親善試合でA代表デビューを果たした。

2010 FIFAワールドカップ・南アフリカ大会の代表メンバーに選出され、2010年6月23日、グループリーグ第3戦のガーナ戦で途中出場し、ワールドカップ初出場を果たした。

2011年9月6日のポーランドとの親善試合で代表初得点を挙げた。

2012年UEFA EURO 2012のメンバーに招集された。グループリーグは、全3試合とも途中交代で終盤から出場した。決勝トーナメントでは、ギリシャとの準々決勝では出場機会は無かったものの、イタリアとの準決勝ではスターティングメンバーに抜擢されアンドレア・ピルロのマンマークについたが、この試合にドイツは1-2で敗れ、大会を去ることとなった。

2014年、ワールドカップブラジル大会でも代表メンバーに選出され、グループリーグから決勝までの7試合すべてに出場。準決勝のブラジル戦では前半24分、26分と2分間で2ゴールを奪い、FIFAが選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[24]。大会ではフアン・クアドラードと並ぶ4アシストを記録したほか[25]、FIFAが分析システムを使用して採点した「カストロール・インデックス」では、同大会に出場した選手では最高評価となる9.79ポイントを得ている[26]ヨハン・クライフもワールドカップでの活躍を絶賛し[27]、同年のFIFAバロンドールにおいて最終候補に入らなかったことに異議を唱えた[28]

今までドイツ代表で10番として活躍していたルーカス・ポドルスキが代表を引退した事によりメスト・エジルが10番を着用することになったため、それまでエジルが代表で背負っていた背番号でありレアル・マドリーと同じ背番号の8番を継承した。

2018年、ワールドカップロシア大会ではグループリーグ初戦のメキシコに敗れた。2戦目のスウェーデン代表戦では、後半ロスタイムにクロースのフリーキックでの勝ち越しゴールにより勝利したが[29]、最終戦で韓国に敗れグループリーグ敗退となった。

2020年10月13日、UEFAネーションズリーグ、第4節スイス戦で代表通算100試合出場を達成した[30]

2021年7月2日、UEFA EURO 2020の決勝トーナメント1回戦でイングランドに敗戦後、自身のSNSで代表引退を表明した[31]

2024年3月、ユリアン・ナーゲルスマン代表監督の求めに応じ、約3年ぶりとなる代表複帰を表明[32]。代表複帰戦となった3月23日のフランスとの親善試合でフロリアン・ヴィルツの開始7秒弾をアシスト[33]

2024年5月21日、母国ドイツ開催のUEFA EURO 2024終了後に現役を引退することを発表した[21]

2024年7月6日、UEFA EURO 2024ノックアウトステージ・準々決勝でスペインに敗れ、現役を引退した。クロースは「もちろん、負けるまいと全力を尽くした試合だった。惜しかったからこそ、より悔しい。みんながステップアップできたのだから、みんな誇りに思うことができると思う。ドイツサッカーに再び希望を与えることができたのだから。しかし、もう少し上に行きたかったので、非常に残念だ」「今、(自身のラストマッチより)敗退したという事実が何よりも重要だ。僕らには大きな目標があったからね。そして、その夢は砕け散ってしまった。たとえ数日後に、いい試合をしたと気づいたとしてもね。非常に苦しい」と残し、約16年の現役生活に幕を閉じた[34]

現役引退後

引退後も子供の学業のこともあって引き続きマドリードに在住しており、自身が設立したサッカースクールの運営や現役時代のクロースの代理人を務めていたスポーツエージェント会社「Sports360 GmbH」の株主に名を連ねるなど実業家として活動している[2][35]

また2025年5月24日、シーズン終了後のレアル・マドリード退団が決定し、本拠地での最終戦を終えた盟友・モドリッチのために会場に駆けつけており、途中交代でピッチから去るモドリッチを労った[36]。同年6月7日に行われたレアル・マドリードOB対ボルシア・ドルトムントOBのチャリティーマッチにも、クロースはレアル・マドリードOBとして出場、約1年ぶりのサンティアゴ・ベルナベウ帰還となった[37]

プレースタイル

長短での高いパス精度を誇っている[38][39]ラ・リーガでプレーした10年間で毎年パス成功率92%超えを記録[40]。通算パス成功率は94%を誇り[41]、試合のリズムを創る正確なプレーは、しばしばメトロノームに喩えられる[42][43]

パスだけでなく、カーブをかけたグラウンダーのインサイドキックでコースを狙うシュートも得意とする[44]

FCバルセロナシャビ・エルナンデスはクロースについて、「クロースはマドリーのエンジンだね。彼のプレイスタイルは多くの部分で僕を思わせるところがある。彼はフィールド上では僕の後継者のようだよ」と評価している[45]。また、元マンチェスター・ユナイテッドポール・スコールズは「パサーとしてゲームをコントロールするプレイヤーならばよりクロースに近い。彼は人と物理的に関わっていないのに、いろいろなところでゴールを決める」「世界最高のパサーだ。私は本当にクロースが好きだし、キャリアの終わりが近づいた時には彼のプレイをしっかりと見て参考にしようとしたんだ。」と語った[46][47][48]

ヨハン・クライフも「クロースはワンダフルだ。彼のプレーは正しいことばかり。彼のパスのペースは素晴らしい。すべてが見えているね。完璧に近い」と称賛している[49]

評価・エピソード

ユップ・ハインケスは「クロースの可能性は無限大」と評価している。クロースがバイエルンのトップチームに昇格した際、ジョゼ・ロベルト・ダ・シウヴァ・ジュニオルは「あの子のテクニックはまるでブラジル人のようだ。あんな17歳は見たことないよ。練習態度も真面目で特別な選手になるだろう」と評価している[4]カルロ・アンチェロッティは「クロースはとてつもない才能の持ち主だ。プレーのすべてが予測できない。走力に優れ、スペースに入り込む能力は稀に見るものがある」「お気に入りの選手」とフットボリスタのインタビューでコメントしている。バイエルンでのチームメイトであるフランク・リベリーは「クロースが10番としてプレーすれば、私にとって非常にプラスになる。ボールが持てて、良いパスも出せる。私にとっての10番はクロースだ」と評価している。

また、2012年3月17日のヘルタ・ベルリン戦ではフリーキックの際に試合中にじゃんけんをし、グーのクロースにパーで勝ったリベリがキッカーとなった。マリオ・ゲッツェとは親友で、ドイツ代表合宿でゲッツェがクロースにバイエルン移籍希望を打ち明けたことをクロースがバイエルン上層部に報告。これがきっかけとなりボルシア・ドルトムントからの電撃移籍が決定した、というエピソードをワールドサッカーダイジェストが紹介している。

2014年夏にレアル・マドリードに移籍することになるが、その少し前の時点ではマンチェスター・ユナイテッドFCへの移籍が口頭合意していたと自身で述べている[50]。しかし直接面談をした相手であるデイヴィッド・モイーズが監督を解任されルイ・ファン・ハールが新監督となったことでこの話はストップし破談。2014 FIFAワールドカップ期間中にレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティから声がかかったことにより新たに交渉が始まった[51]

レアル・マドリードでクロースを指導したジネディーヌ・ジダンは「彼のポジションで世界最高の1人であり、スペクタクルな選手だ。クロースを指導できて私は幸せだよ」「彼がトレーニングしている姿は印象的で、真のプロフェッショナルだ。彼について語るということは、並外れた人物について語るということだ」「両足ともハイレベルで容易にプレーする点も魅力で、元々左利きの選手だと思われてもおかしくない」と賛辞を述べている[52]

現役を長く続けることにこだわりを持っておらず、2016年にレアル・マドリードとの契約を2022年までに延長した後に「トップパフォーマンスを維持した状態の時が、やめる正しいタイミングと考えている」と語っており[53]、1年の契約延長を行った後も「(僕のキャリアは)ずっと長くは続かないよ。38歳になるまでには、もうプレーしていないだろうね」と話している[54]

2013年にバイエルンの一員でFIFAクラブワールドカップ2013を、その翌年にはドイツ代表の一員で2014 FIFAワールドカップを、その後レアル・マドリードの一員としてFIFAクラブワールドカップ2014を制し、365日のうちに3度世界一を経験した。なお、ドイツ人で異なる2つのクラブで世界一になったサッカー選手はクロースが唯一である。

人物

個人成績

クラブ シーズン リーグ リーグ戦 カップ戦 国際大会 その他 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
バイエルン・ミュンヘン 2007-08 ブンデスリーガ 12 0 2 0 6 1 0 0 20 1
2008-09 7 0 1 1 1 0 0 0 9 1
通算 19 0 3 1 7 1 0 0 29 2
レバークーゼン 2008-09 ブンデスリーガ 10 1 3 0 - 0 0 13 1
2009-10 33 9 2 0 - 0 0 35 9
通算 43 10 5 0 - 0 0 48 10
バイエルン・ミュンヘン 2010-11 ブンデスリーガ 27 1 3 1 7 1 0 0 37 3
2011-12 31 4 6 1 14 2 0 0 51 7
2012-13 24 6 3 0 9 3 1 0 37 9
2013-14 29 2 6 1 12 1 4 0 51 4
通算 111 13 18 3 42 7 5 0 176 23
レアル・マドリード 2014-15 プリメーラ 36 2 2 0 12 0 5 0 55 2
2015-16 32 1 0 0 12 0 0 0 44 1
2016-17 29 3 5 0 12 1 2 0 48 4
2017-18 27 5 0 0 12 0 4 0 43 5
2018-19 28 0 4 0 8 1 3 0 43 1
2019-20 35 4 2 0 6 1 2 1 45 6
2020-21 28 3 1 0 12 0 1 0 42 3
2021-22 28 1 3 0 12 2 2 0 45 3
2022-23 30 2 5 0 12 0 5 0 52 2
2023-24 33 1 1 0 12 0 2 0 48 1
通算 306 22 23 0 110 5 26 1 465 28
総通算 479 45 49 4 159 13 31 1 718 63
クラブ シーズン リーグ リーグ戦 合計
出場 得点 出場 得点
バイエルン・ミュンヘンII 2007-08 レギオナルリーガ 12 3 12 3
2008-09 3.リーガ 1 1 1 1
総通算 13 4 13 4

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 114試合 17得点(2010年-2024年)[59]


ドイツ代表 国際Aマッチ
出場 得点
2010 13 0
2011 11 2
2012 10 2
2013 7 1
2014 16 4
2015 5 0
2016 12 3
2017 6 0
2018 11 2
2019 5 3
2020 5 0
2021 5 0
2024 8 0
通算 114 17

得点

# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1 2011年9月6日 グダニスクPGEアリーナ・グダニスク ポーランド 1–1 2–2 親善試合
2 2011年11月11日 キエフオリンピスキ・スタジアム ウクライナ 2–1 3–3
3 2012年10月12日 ダブリンアビバ・スタジアム アイルランド 0–5 1–6 2014 FIFAワールドカップ予選
4 0–6
5 2013年9月6日 ミュンヘンアリアンツ・アレーナ オーストリア 2–0 3–0
6 2014年7月8日 ベロオリゾンテエスタジオ・ゴベルナドール・マガリャンイス・ピント ブラジル 0–3 1–7 2014 FIFAワールドカップ
7 0–4
8 2014年10月14日 ゲルゼンキルヒェンフェルティンス・アレーナ アイルランド 1–0 1–1 UEFA EURO 2016予選
9 2014年11月18日 ビーゴエスタディオ・デ・バライードス スペイン 0–1 0–1 親善試合
10 2016年3月26日 ベルリンベルリン・オリンピアシュタディオン イングランド 1–0 2–3
11 2016年3月29日 ミュンヘン、アリアンツ・アレーナ イタリア 1–0 4–1
12 2016年10月8日 ハンブルクフォルクスパルクシュタディオン チェコ 2–0 3–0 2018 FIFAワールドカップ予選
13 2018年6月25日 ソチフィシュト・オリンピックスタジアム スウェーデン 2–1 2–1 2018 FIFAワールドカップ
14. 2018年10月16日 サン=ドニ、スタッド・ド・フランス フランス 0–1 1-2 UEFAネーションズリーグ2018-19
15 2019年9月6日 ハンブルクフォルクスパルクシュタディオン  オランダ 2–2 2–4 UEFA EURO 2020予選
16 2019年11月16日 メンヒェングラートバッハシュタディオン・イム・ボルシア・パルク  ベラルーシ 3–0 4–0
17 4–0

タイトル

クラブ

バイエルン・ミュンヘン
レアル・マドリード

代表

ワールドカップ優勝を祝福するドイツ代表 (2014年)
ドイツ代表

個人

脚注

  1. ^ a b c クロース”. レアル・マドリードCF. 2020年2月6日閲覧。
  2. ^ a b クロースが現役引退後のプラン明かす…引退決断についても言及”. 超ワールドサッカー (2024年6月7日). 2024年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年6月29日閲覧。
  3. ^ トーニ・クロース - Qoly/コリサカ
  4. ^ a b c d e 神童トニ・クロースの衝撃。 NumberWeb 2007年11月9日
  5. ^ 「トニ・クロースは新しいミヒャエル・バラック」”. goal.com (2009年12月22日). 2020年12月19日閲覧。
  6. ^ マンU移籍期限直前で大物獲得か。バイエルンのクロース、42億円で獲得の可能性”. livedoor.com (2014年1月31日). 2015年4月16日閲覧。
  7. ^ クロースのマドリー移籍を両クラブが発表 Goal 2014年7月17日
  8. ^ レアルMFクロースを同僚が称賛…デビュー戦でパス成功率96%を記録 soccer king 2014年8月15日
  9. ^ Tekkers! Real Madrid’s Toni Kroos scored a beautiful golazo in win over Rayo”. 101greatgoals.com. 2015年10月26日閲覧。
  10. ^ レアルのクロース、今季パス3000本以上で成功率はなんと92%! soccer king 2015年5月13日
  11. ^ Toni Kroos focused on Euros 2016 after Real Madrid UCL win”. espnfc.com (2016年5月30日). 2017年5月14日閲覧。
  12. ^ Official announcement: Kroos”. realmadrid.com (2016年10月12日). 2016年10月12日閲覧。
  13. ^ UEFA公式サイトが今季のラ・リーガベストイレブンを発表。王者レアルからは5人”. iffhs.de (2017年12月12日). 2020年12月19日閲覧。
  14. ^ 柴崎岳と対峙したトニ・クロース、レアル史上最高の『精度』を記録 ゲキサカ 2018年8月20日
  15. ^ クロース、クラブW杯最多タイトル獲得選手 realmadrid.com 2018年12月22日
  16. ^ Rマドリードがクロースと契約延長 23年6月まで 日刊スポーツ 2019年5月21日
  17. ^ 決勝点のレアルMFがCL通算100試合出場! ドイツ人史上5人目の達成者に”. フットボールチャンネル (2019年10月23日). 2020年2月5日閲覧。
  18. ^ レアル、22年ぶりの歴史的一撃! MFクロースの芸術的“直接CK弾”にスペイン震撼”. Football-zone (2020年1月9日). 2020年2月5日閲覧。
  19. ^ UEFA公式サイトが今季のラ・リーガベストイレブンを発表。王者レアルからは5人”. フットボールチャンネル (2020年7月23日). 2020年12月19日閲覧。
  20. ^ クロースがレアル・マドリーと契約延長で合意! 来季は在籍10シーズン目 ゲキサカ 2023年6月21日
  21. ^ a b トニ・クロースがEURO2024を最後に電撃引退!! クラブ公式発表「R・マドリーの歴史上最も偉大な選手の一人」”. ゲキサカ (2024年5月21日). 2024年5月21日閲覧。
  22. ^ レアル最終戦で6度目のCL制覇…クロース「このような形で去りたかった」 soccer king 2024年6月2日
  23. ^ 「8番はこの子のものだ」 クロースからバルベルデへ、CL優勝セレモニーで背番号継承を宣言 soccer king 2024年6月3日
  24. ^ 2得点でMOMのクロース「まだ1試合残っている」ゲキサカ 2014年7月9日)
  25. ^ Top assisters at Qatar 2022”. FIFA. 2023年3月16日閲覧。
  26. ^ 2014 FIFA World Cup Brazil™ - Statistics - Castrol Index(FIFA 2014年7月14日)
  27. ^ クライフがクロースを絶賛 goal.com 2014年7月8日
  28. ^ クライフ氏、C・ロナのバロンドール受賞に異論「クロースが獲得すべき」 soccer king 2015年1月20日
  29. ^ ドイツが王者の意地見せた!クロースの劇的FK弾で逆転、初白星で突破に希望 サッカーキング 2018年6月24日
  30. ^ “デビューから10年…クロース、ドイツ代表100試合出場達成”. web.gekisaka. https://web.gekisaka.jp/news/detail/?313473-313473-fl 2020年10月15日閲覧。 
  31. ^ トニ・クロース、ドイツ代表からの引退を表明”. キッカー日本語版 (2021年7月2日). 2021年7月2日閲覧。
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