トリチウム/とは? わかりやすく解説

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トリチウム【tritium】

読み方:とりちうむ

水素の同位体で、質量数3のもの。陽子1個、中性子2個からなる放射性同位体1934年英国のE=ラザフォードにより初め合成天然では宇宙線大気反応により、ごく微量生成する半減期は12.33年。トレーサー核融合反応燃料として利用記号Tまたは3H三重水素


トリチウム

読み方とりちうむ
英語表記tritium

記号としてTまたはH(H-3)と記述され三重水素とも呼ばれるように水素の同位体である。その原子核陽子1個と中性子2個からなりまた、18.6keVのβ線放出する半減期12.3年の放射性同位元素である。
天然には、大気圏上層宇宙線との核反応生成され水素同様な性質から大気中の水分水蒸気)、雨水含まれ降ってくる。
原子力発電所内でも中性子との核反応燃料核分裂などにより生成され液体廃棄物として環境放出される。ふげんなどの重水炉では減速材重水との核反応多量のトリチウムが生成されこのため重水生成装置設置されている。

三重水素

分子式 H2[3H2]
その他の名称三重水素、水素(T2)、三重水素分子Hydrogen (T2)、トリチウム分子、トリチウム


三重水素

読み方さんじゅうすいそとりちうむ
別名:トリチウム

水素一種で,原子核陽子1個,中性子2個から構成され,三重水素原子では,この原子核周りを1個の電子まわってます。放射性物質であり,約13年崩壊し,三重水素原子核ヘリウム変わります時計夜光塗料にも使われることがあります

三重水素

(トリチウム/ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/16 00:39 UTC 版)

三重水素(さんじゅうすいそ)またはトリチウム: tritium、記号: T)は、質量数が3である水素の同位体、すなわち陽子1つと中性子2つから構成される核種であり、半減期12.32年で3Heへとβ崩壊する放射性同位体である。三重水素は、宇宙線と大気との相互作用により、地球全体で年間約72 PBq(7.2ベクレル[注 1])ほど天然に生成されている[2]




「三重水素」の続きの解説一覧

トリチウム

出典:『Wiktionary』 (2021/09/13 02:46 UTC 版)

語源

英語 tritium

発音

名詞

トリチウム

  1. (元素) 三重水素

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