データサイエンス学部
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日本最初となる、統計学やビッグデータを専門的に研究する学部として、2017年度に新設された。アメリカ合衆国では、主な大学に設置されている統計学部や統計学科は、ビッグデータ、AI時代の到来とともに年々その地位を上昇させており、日本の大学界において統計(データサイエンス)学部創設を率先垂範する役割が期待されている。また政府機関や専門研究機関と連携しつつ、様々な企業等との共同研究を進め、東日本の統計数理研究所に対する西日本の研究拠点形成を目指す。学部長には東京大学から前統計学会会長の竹村彰通を引き抜き、統計学と情報学の専門家はすでに38名まで拡大、領域科学におけるビッグデータ解析の専門家はクロスアポイントメント制度も利用して「最高の布陣」を実現し、1学年の定員は約100名。2016年度には先行して「データサイエンス教育研究センター」を開設。2019年度には大学院データサイエンス研究科を発足させた。彦根キャンパス内に所在し、同大学本部・同大学経済学部と同じ敷地内にある。 近時、滋賀大学は、同分野で、総務省統計局、独立行政法人統計センター、和歌山県、三重県、情報・システム研究機構統計数理研究所、理化学研究所革新知能統合研究センター、トヨタ・トヨタグループ・NTTドコモ・あいおいニッセイ同和損保、第一生命、SMBC信託銀行・MSフィナンシャルグループ、帝国データバンク、田辺三菱製薬、堀場製作所グループ、日立製作所、大阪ガス、滋賀レイクスターズをはじめ数多くの企業・政府機関・研究機関等との連携が、広がっており、深化している。
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