データコネクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 06:41 UTC 版)
電話番号を用いて相手側通信機器を呼び出してデータ通信を行うための帯域確保型通信サービス。通信料金はデータ量ではなく、確保する帯域幅と通信時間によって課金される仕組みであり、もっとも狭い帯域幅を確保するものでは64kbps帯域で30秒あたり1円であり、短時間の通信を間欠的に行う用途では、モデムを利用して音声帯域でデータ伝送を行うよりも通信費用を圧縮できる可能性がある。2015年現在、データコネクトを利用してFAX通信を行う複合機をブラザー工業やリコーが販売している。本部との間欠的な通信を行うPOS端末やクレジットカード端末などでは、以前はISDNのDDXサービスなどを利用して通信を行ってきたが、交換機の老朽化と保守限界からISDNはサービス終了が計画されており、データコネクトへの円滑な移行のため、ISDN対応機器をデータコネクトに接続するための装置も販売されている。
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