デジタルアーカイブス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 07:44 UTC 版)
「アジア経済研究所図書館」の記事における「デジタルアーカイブス」の解説
デジタルアーカイブスでは、開架に配置できない貴重資料などや、研究所(旧アジア経済出版会を含む)出版物を電子化して公開している。現在、6コレクションが公開されている。なお、有料出版物の公開については、出版事業への影響をさけるため、無料公開は一定期間を経たものに限られる。 貴重書アジア経済研究所が旧満鉄調査部の一部遺産を引き継いだ経緯から、戦前の植民地や満州国、占領地に関する資料が多い。岸幸一コレクション:戦前の南方における日本軍関係資料。 近現代アジアのなかの日本:満州国、朝鮮総督府、台湾総督府)関係資料。 アジ研出版物アジア動向データベース2007年より公開。アジア動向年報の本文・資料・統計データを収録している。1970年のアジア動向年報発刊以来、全ての年の内容が公開されている。ただし、無料公開は出版から5年以上経過したものに限られる。最近5年分は有料公開(法人賛助会限定)となっている。なお、出版物を見たかのように引用する目的で利用する場合は注意が必要となる。というのも、出版物では発刊年が書籍名に付されている。たとえば、2007年の情勢を解説したものは、『アジア動向年報 2008年』として出版される(ただし、各章のタイトルは「2007年の●●」)。しかし、本データベースでは出版物のタイトルではなく、各章が情勢解説を行った年に基づいて整理されている。むろん、本データベースのみを利用する場合、これは意識すべき問題でない。 アジ研出版物アーカイブス2008年6月より公開。現在のところ、1990年以降のアジ研出版物を電子公開している。研究叢書や最近のシリーズは網羅しているが、刊行が中止された以前のシリーズなどはまだ準備されていない。ただし、無料公開は出版から10年以上経過したものに限られる。最近10年の出版物は有料公開(法人賛助会限定)となっている。 その他「日本の経験」を伝えるアジ研が国際連合大学から委託を受けた戦後日本の復興開発に関する研究に関する資料や論文などが公開されている。 フォトアーカイブス 1960年代の開発途上国アジ研関係者が撮影した写真を中心に公開している。
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