デザート・ロンメル
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「機動戦士ガンダムΖΖの登場人物」の記事における「デザート・ロンメル」の解説
Desert Rommel 声 - 玄田哲章 旧ジオン公国軍残党・ロンメル部隊の隊長でエースパイロット。階級は中佐。「砂漠のロンメル」という異名を持つ。フルネームにある「デザート」は英語で砂漠を意味するが、本名か異名かは不明である。 ネオ・ジオン軍が地球降下した際、自らの部隊(ロンメル隊)を率いてガンダム・チームと交戦。ドワッジ改に搭乗し、ジュドーの駆るΖガンダムとの一騎討ちである初手合わせでは、ビームライフルによる銃撃戦を封じるなどして互角の勝負を演じる。しかしながら、ロンメル隊のモビルスーツは一年戦争で使われていた旧式機であり、8年間改良しながら使用していたものの、やはり性能の差は歴然としていた。とりわけ可変機能やメガライダーによる航空戦能力を持つガンダム・チーム全体との激突では、「上下からの攻撃で不利」な戦いを強いられ、部下が次々に倒される。最後に残ったロンメルはジュドーに特攻をかけるも、考えの古さや頑迷さを批判されながらΖガンダムのビームサーベルで撃破される。 ザビ家の熱狂的な信奉者としても知られ、一年戦争終結後も徹底抗戦を主張し、アフリカ大陸でゲリラ活動を行っている。その後、砂漠の小さい町に潜んで、兵の訓練や連邦軍の基地から兵器や資材を奪って自軍を強化しながらジオン再興を夢見る。なお、この時期を描いた作品として、デザートザク(ロンメルカスタム)の初期型を駆って、囮部隊を用いて連邦軍基地を襲撃する『SD CLUB』11号掲載小説「砂漠の狐」や、闇夜のフェンリル隊が、ロンメル隊の撤退を完了するまで地球連邦軍ジオン残党狩り部隊の攻撃を防ぐ漫画『GUNDAM LEGACY』がある。また、ディザート・ザクにも搭乗していたとされる。
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