テレビアニメ版での設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 23:07 UTC 版)
アニメでは、623とサブローが同一人物という設定(サブローを数字で表すと326と書き、それを反対にすると623になる)。本名・身長・体重は明かされていない。第1話から登場している。 普段はサブローという名で、夏美や冬樹と同じ吉祥学園中等部に在学の中学三年生。夏美にとっては1学年先輩にあたる。 原作と違い、芸能人の623であることは隠している(公開録音などのイベントの際にはスクリーン越しにスタジオに現れるなどして顔を隠している)。当初は視聴者にも隠しているという設定だったが、第163話Aパートにおいてギロロがこの事実を知ってしまうエピソードを通して公式に明かされた(ただしそれ以前もエンディングのキャストのクレジットに623の俺ラジオの声の役名表記が「サブロー」となっていたことがあった)。この事実は作中では本人を除くとクルルのみが知っており、彼にとっては誰にも知られてはいけないことらしく、同話でギロロはこの事実に関する記憶を消されている。本人にとっても知られたくないことのようで、夏美とスタジオ内で出くわしたとき、自身がスタジオにいた理由をごまかしていた。しかしそれ以降、第237話にてサブローそっくりの六二三に対しギロロが「DJになったらどうだ?」と言っており、第243話におけるラジオの公開生放送の描写のように623がサブローであることがはっきりとわかる描写も現れた。 初のメインエピソードとなる第9話では周囲から不良扱いされていた(しかし第271話では同級生の男子と親しくしている様子が見られた為、完全に孤立している訳ではない模様)。また、第112話まではタママに「ボンクラ中学生」と認識されていた。 アニメでは学校を基地にしようとして手始めにサブローを洗脳しようとしたクルルと実体化ペンで激闘を繰り広げた事が、コンビ結成のきっかけとなった(第112話)。 中学生である為かバイクには乗っていないが、第112話ではスケートボードを乗り回している。ただし、超劇場版3では中盤バイクに乗っているような描写が見られる(また、同作ではケロン軍の空中輸送ドッグも操縦していた)。 住まいや普段の行動、その他のプロフィール等が謎に包まれているため、同級生の間では「宇宙人ではないか?」との噂をたてられている。普段の行動については、暇がある時は実体化ペンを使い異次元を旅している事が判明している。理由は、「色んな可能性を秘めた自分を見に行くため、現実に縛られない自由という名の翼を得たもう一人の自分と出会うため」と話した(第298話)。 登場人物の中では唯一、何もしないでアンチバリアを見破ってしまった稀有な存在である(テレビアニメ第112話。原作では後に火ノ原灯が該当)。
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