ツイクストの発祥と歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 06:51 UTC 版)
「ツイクスト」の記事における「ツイクストの発祥と歴史」の解説
1957年 - ランドルフが日本に引っ越した翌年、囲碁をヒントに、ペンシル・ゲーム(紙とペンを使って行うゲーム)として考案。実際に囲碁と比較しても、比較的多いマス目、目先の攻撃より大局観を必要とするスキル、陣取りという勝利目的など、共通点が見られる。 1962年3M版 - 同社のシド・サクソンから1961年にボードゲーム化の依頼があり、翌年に発売された。ボックスアートは、赤い背広と蝶ネクタイをした成人男性が、左手を口に当てて長考に沈んでいるシーンを、ボードの下からあおりの視点で、油絵風に描いたもの。このボックスアートは、その後の再版でも使われているものがある。またこの時には『PLOY』など他のゲームも発売されており、ボックスアートはみな共通の作風で描かれている。以下本記事では、この版を「初版」と記す。 1976年アバロンヒル版 - 3Mがゲーム事業を分割した際に継承。 1970年代ドイツ版 - ハズブロとは別に、アバロンヒルからライセンスを受けていた版。 1998年ハズブロ版 - アバロンヒルを吸収した事で版権が移動したが、途中で絶版になっている。なお日本では正式にライセンス販売された事がなく、海外版をそのまま、あるいは自作の簡素な説明書翻訳を本体と共にビニール梱包したか、どちらかのパターンで出回った。 2011年 - ゲーム自体もランドルフ自身も、オリジン賞において殿堂入り。 2020年ジーピー版 - 11月20日、同社より「ツィクスト(大文字のイではなく小文字のィ表記)」のタイトルで日本語版および英語版が発売予定。権利者と正式なライセンス契約を結んだ正規品となる。ゲーム盤やペグ、ブリッジのデザインは一新され、パッケージも既存のボックスアートではなく写真が用いられている。また、発売に先んじて一般社団法人日本ツィクスト連盟が同年9月14日に設立、同月24日に法人登録された。
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