ダルトン家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:15 UTC 版)
グレアムの生家と親戚。 エイダ・ムア(Part.5、9、10、11、12、14)グレアムの従姉。自殺した伯母の娘。Part.5で自分の母親(グレアムの伯母)の自殺はグレアムに責任があるという立場から彼を追い詰めるために会いに来る。しかし、マックスの天真爛漫さと4人組の信頼しあう関係に心を変える。以後は4人の隠れた理解者として、グレアムの父の来訪を知らせたり、友人のオフィーリアと共に隠れ家の提供などを行った。グレアムの父の死の際には2人の和解を最後まで祈っていた。 オフィーリア(Part5、11、12、13、16)エイダの友人。愛称は「フーちゃん」。容姿・名前から、作者の知人であるくらもちふさこがモデルであることがわかる。当初は発言も少なかったが、雪山事件の後アンジーとグレアムに隠れ家として別荘を提供したことから、包容力のあるキャラとして演出されるようになった。 グレアムの伯母(Part.5:すべて回想シーン)グレアムの母の兄の配偶者。家はダルトン家の隣で、幼少のグレアムがピアノの特訓に塞ぎこんでいるところを連れ出すなどグレアムの遊び相手となっていた。病に倒れた後、グレアムに自分の代わりの遊び相手として犬を与えるが、その犬はグレアムの父によって殺され、その際事故でグレアムの右目が失明する。病が重くなった後、グレアムに角膜を遺贈することを遺言して左腕を切り自殺した。 グレアムの伯父(Part.5、14、16)グレアムの母の兄。グレアムを通して4人に生活費を密かに提供してきた。Part.16で4人を養子に欲しいというジャックと出会い、彼らの養子縁組手続きと彼らが普通の子供に見えるように見栄えを整えることを手伝った。 グレアムの父(Part.5、9、14)姓はダルトン、名は明記されていない。グレアムの実父で有名ピアニスト。死の前日までピアノを弾いていた。グレアムに対しピアノのスパルタ式英才教育を行い、それ以外のことを認めなかった。「自分自身の始末もつけられないうちから他人のことに手を出すな」「多少無理に思えても手を伸ばしてつかめるなら精一杯背伸びしてでもつかめ」という信条をグレアムに叩き込んだ、我が強い意志の人。妻(グレアムの実母)と別れた後、グレアムが逃げ出すとそれを追って捜し求めた。Part.14で腫瘍のため死去。遺言でグレアムに角膜を移植させる。最期まで自分の意志を曲げなかった。
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