ダイレクトカッティング制作の例とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ダイレクトカッティング制作の例の意味・解説 

ダイレクトカッティング制作の例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 22:41 UTC 版)

ダイレクトカッティング」の記事における「ダイレクトカッティング制作の例」の解説

リー・リトナージェントル・ソウツ』・『シュガー・ローフ・エクスプレス』(共に1977年日本ビクタープロデュースよる。ドラム以外はアンプ通したエレクトリックサウンドのため、電気録音以前行われたようなアコースティック録音ではないものの、難曲数々一発録りしている。本作テイク違い二つ音源がある。現在CD化されているものは同時に録音されテープマスターとしている。 THE SQUAREMidnight Lover』(1978年初回のみダイレクトカッティング制作ザ・キング・トーンズDOO-WOP! Tonight』(1980年大瀧詠一プロデュースロックンロール草創期ドゥーワップ曲のカヴァーであるため、まだSP盤現役であった当時録音状況再現するためモノラルミックス・ダイレクトカッティングでの制作となった後年同録テープ使用してCD化されたが、そこでもモノラルミックスのままである西島三重子地球廻れ/ダイレクトカット45』(1988年テープレコーダー通さないためプレモニタができず、音溝等間隔になっている録音公開行われたジム・ホール無言歌』(1972年CDでは「ライヴ・イン・トーキョー」と2in1カップリングされている。なおCD収録音源は、ダイレクトカッティング同時に録音されテープ編集したものをマスターとしている。 ハービー・ハンコック『ダイレクトステップ』(1978年ジョー・サンプルレイ・ブラウンシェリー・マン『ザ・スリー』(1976年曲目が全く同じで別内容テイク1とテイク2がそれぞれLP発売された。CDには両方テイク収録されている。イーストウインド紙ジャケットCDシリーズ特典として、未発表テイク収録したCD応募者にもれなく進呈された。 グレイト・ジャズ・トリオ『ダイレクト・フロム LA』 ザ・ペンタゴン『ザ・ペンタゴン』(1976年クリフォード・ジョーダンシダー・ウォルトンサム・ジョーンズビリー・ヒギンズ、レイ・マンティーラのグループ井筒香奈江Direct Cutting at King Sekiguchidai Studio』(2019年先述の『地球廻れ/ダイレクトカット45以来31年ぶりとなり、21世紀では初めてのダイレクトカッティング盤となる。 高音質デジタル録音有名なテラーク社も、デジタル導入前ダイレクト・カッティング採用していた。 CD登場初期いわゆるDDD」と呼ばれるディジタル制作プロセス一般的になる以前には、物理的な切り貼り編集可能なアナログ編集されることもあったため、アナログプロセス介在していないCDとしてダイレクトカッティングに意味がある場合もあった。現在も、生演奏直接CDのガラスマスターにカッティングして制作しているダイレクトカッティングCD少数ながら存在するが、ハイレゾディジタルオーディオによって信号欠落なく編集可能な現在は、音質などの面ではダイレクトカッティングの意味薄く一発録音によるアーティスト緊張感などの精神的な面での意味合い大きい。

※この「ダイレクトカッティング制作の例」の解説は、「ダイレクトカッティング」の解説の一部です。
「ダイレクトカッティング制作の例」を含む「ダイレクトカッティング」の記事については、「ダイレクトカッティング」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ダイレクトカッティング制作の例」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダイレクトカッティング制作の例」の関連用語

ダイレクトカッティング制作の例のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダイレクトカッティング制作の例のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのダイレクトカッティング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS