タンタロット公爵家関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 05:03 UTC 版)
「カルバニア物語」の記事における「タンタロット公爵家関連」の解説
エキュー・タンタロット #主人公を参照。 カイル・タンタロット エキューの父。妻プリシラと娘エキューを深く愛しており、亡き妻が残した一人娘を軽んじる周囲に反発し、エキューを初の女公爵にしようとクロスチアに留学させ、後を継げるように活動していた。温厚な人柄で有能な国の重鎮である。エキューの公爵家継承により隠居。妻の死後は長く独身を通していたが、年下のナタリー・ホーンと再婚した。 プリシラ・タンタロット 故人。カイルの妻でエキューの母親。身体が弱く、結婚後20年子供ができなかった。カイルの反対を押してエキューを生み、出産の際に命を落とした。 ハニー・ハットン伯爵夫人 カイルの実姉。エキューの伯母であり、育ての母のような存在。破天荒なエキューに振り回される常識人で、エキューとはあまり気が合わない。他家に嫁いでいるため、タンタロット家の親戚からは部外者扱いされている。グラスという息子がいる。 ナタリー・ホーン ホーン商会という豪商の娘でカイルを慕っていたが、7年前の大火で実家は消滅、天涯孤独の身となる。その火事でナタリー本人も顔を含む半身に大火傷を負い、カイルの支援で療養。その過程でカイルへの思いが通じ、カイルの妻になり双子の男女を授かる。火事の後遺症で脚が不自由なため、松葉杖が欠かせない。豪商の娘として贅沢を味わい尽くしており、お金や身分に興味がない。経済関係に長けている。 グリ、グラ カイルとナタリーの双子の子供。グリが男の子でグラが女の子。これはエキューが付けた呼び名で正式な名前はまだない。生後すぐは体が弱く、周囲を心配させた。 イサク 元々は下町の貧しい家の子供だったが、カイルの下町支援に感銘を受け、タンタロット家に仕えることに。現在はカイルの秘書をしており、カイルのことを心から敬愛している。 エヴァ・タンタロット エキューの先祖で、タンタロット家に嫁いだ美しい踊り子。エキューの美貌はエヴァ譲りである。身分が低いため、エヴァの血が入っていない分家のバスクの方が血筋がいいと考える人もいる。美貌で玉の輿に乗ったため、生涯若さを維持するために様々な美容法を試し続け、窮屈な生活をし、死後成仏できず霊として屋敷に留まっていた。
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