ソニー・ピクチャーズ とコロンビア映画によるシリーズ展開
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「ロボテック」の記事における「ソニー・ピクチャーズ とコロンビア映画によるシリーズ展開」の解説
2015年3月25日(米国西海岸標準時 (PST))、アメリカ合衆国で発行されているエンターテイメント産業専門の業界雑誌『バラエティ』 (Variety magazine)は、ソニー株式会社の完全子会社である「ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント」が1980年代に米国で人気を博したテレビアニメシリーズ『ロボテック』のハリウッド実写版に乗りだすと報じた。 世界市場に売り出す超大作を目指し、「ロボテック・ユニバース」として第1世代の『マクロス・サーガ』以外の作品群もシリーズ展開の視野に入れるとしている。 プロジェクトはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの社長である 「ダグ・ベルグラッド」(Doug Belgrad) と コロンビア・ピクチャーズの制作部長(プロダクションチーフ)、マイケル・デ・ルカ(Michael DeLuca)、ソニー・ピクチャーズのマシュー・ミラム(Matthew Milam)らが統括する。 コロンビア ピクチャーズ制作部長 マイケル・デ・ルカ:「常にそれが、我々の人生観に引用されるような人間性を持つ登場人物 と 壮大なスペクタクル の結婚であったという点で、ロボテックシリーズには独自性がある。それが「我々がこのプロジェクトを前進させるためにマーク・キャントン氏やジャンニ ・ヌナリ氏とともに働けることに興奮している」理由である。これまで常に「絶滅の淵の世界」、「叙事詩的な愛情の三角関係」、「裏切り変節した英雄」を我々に供給してきた歴史により、ロボテックシリーズは(これからも)物語可能性に関して果てしない無限の広大な展望、豊かで印象的な作品世界を提供するだろう。」(Said (Michael De Luca): “ Robotech is unique in that it has always been a marriage of spectacle with human characters that seem drawn from life. That's why we are so excited to be working with Mark and Gianni as we move forward on this project. With a history that offers an epic love triangle, a renegade hero, and a world on the brink of extinction, Robotech offers a wide scope and a rich and impressive universe where the story possibilities are endless.” 2015年4月29日(米国西海岸標準時)アメリカの映画業界紙『ハリウッド・リポーター』は、低予算のホラー映画『ソウ』第1作(原題: Saw 、2003年)から最終作『ソウ ザ・ファイナル 3D』(原題: Saw 3D 、2010年)の一連のシリーズで注目され、通常予算のホラー映画『インシディアス』(原題: Insidious 、2011年)、『インシディアス 第2章』(原題: Insidious: Chapter 2 、2011年)、『死霊館』(原題: The Conjuring 、2011年)などで大きな成功を収めたうえで、初の本格的アクション大作 『ワイルド・スピード SKY MISSION』(原題: Fast & Furious 7 、2015年)を記録的ヒットに導いたジェームズ・ワン(繁体字 = 溫子仁 , James Wan)に対して、「ロボテック・シリーズ」第1作『ロボテック:マクロス・サーガ』の監督を依頼する交渉が、ソニー・ピクチャーズとワンのあいだで進められているようだと報じた。
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