せい‐しょうなごん〔‐セウナゴン〕【清少納言】
清少納言【セイショウナゴン】(草花類)
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登録番号 | 第6675号 |
登録年月日 | 1998年 7月 17日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | 清少納言 よみ:セイショウナゴン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 7月 21日 | |
品種登録者の名称 | 浅井信之 | |
品種登録者の住所 | 愛知県知多郡東浦町大字石浜字半戸60 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 長瀬徹 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「サクラ」に「ミルキーウェイ」を交配して育成されたものであり,花は黄白の地色にセパルが鮮紫ピンク色及び紫ピンク色の覆輪,ペタルが鮮赤ピンク色の爪斑が入り,リップが淡緑黄色のぼかし及び鮮紫ピンク色の爪斑が入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は狭長方形,横断面の形は扁円形,高さは20~35㎜,長径は11~20㎜である。葉の全体の形は線状長楕円形,先端の形は不等鋭形,横断面の形はⅠ型(ほぼ平),長さは121~150㎜,幅は31~40㎜,表面の色は緑,葉数は11~15枚である。優先着花部位はⅤ型,花序は総状,1花茎の花数は3~5,太さは4.1~5.0㎜,長さは11~30㎜である。花の咲き方は抱え・平咲き,横径及び縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,反転の方向は外反転,周縁の波打ちは無,ラテラル・セパル正面の形は披針形,先端の形は鋭形,反転の方向は内反転,周縁の波打ちは小,ペタル正面の形は広卵形,先端の形は鋭形,反転の方向は平である。リップ正面形の複雑性は単純型,単純型の正面の形はⅦ型,先端の形はⅡ型である。花色はドーサル・セパルは黄白(JHS カラーチャート2701)の地色に鮮紫ピンク(同8904)の覆輪,ラテラル・セパルは黄白(同2701)の地色に紫ピンク(同8903)の覆輪,ペタルは黄白(同2701)の地色に鮮紫ピンク(同8904)の爪斑が入り,リップは黄白(同2701)の地色に淡緑黄(同2903)のぼかし及び鮮紫ピンク(同8904)の爪斑が入る。花の香りは弱,開花期は春である。 「スプリングドリーム・クミコ」と比較して,ドーパル・セパル正面の形が広線形であること,ラテラル・セパル正面の形が披針形であること,リップ内側の模様がぼかし及び爪斑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年にブラジル連邦共和国において,「サクラ」に「ミルキーウェイ」を交配し,平成元年にその実生開花株の中から選抜,以後,出願者の温室(愛知県知多郡東浦町)において増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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