シェルモールド法とは? わかりやすく解説

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シェルモールド‐ほう〔‐ハフ〕【シェルモールド法】


シェルモールド法

英語 shell molding

強度があるため、貝殻状の薄い砂厚で鋳型形成される造型法。砂に熱硬化性のフェノールレジンをまぶしてコーテッドサンドをつくる。これを250300加熱した金型当てる表面層レジン軟化しさらには硬化する。そこで、金型より外して造型完了する鋳型強度が高いため、薄肉中子造型主流である。砂落ちがよいので鋳肌がきれいである。また、生砂と違い水分含まないドライサンドであるため、型への充填性がよく、寸法精度よいため複雑な形状の主型にも使用される欠点は型が金型しか使用できないため高価であること。また、レジンもほかの粘結剤より高く金型熱エネルギーもかかるためランニングコストも高い。自動車用鋳物部品では中子使用されることが多いが、カムシャフトシリンダーブロックなどでは主型に使用されている例もある。

シェルモールド法

反対語 コールドボックス法
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

コーテッドサンド鋳造(シェルモールド法)



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