コントロールアンプ
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音響機器で単にプリアンプと呼ぶのはこれである。スピーカーを駆動するパワーアンプ(プリアンプとの対置ではメインアンプと呼ぶ)の前段に置き、音量のコントロール、トーンコントロール(イコライジング)、入力切替および録音機器へのルーティング等を行う。前述のフォノイコライザーアンプを内蔵するものもあり、レコード再生が一般的であった時代にはむしろフォノイコライザーアンプの機能こそがメインであったと考えられる。パワーアンプまで内蔵したものを「プリメインアンプ」と呼ぶ。
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コントロールアンプ(プリアンプ)
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「アンプ (音響機器)」の記事における「コントロールアンプ(プリアンプ)」の解説
詳細は「プリアンプ」を参照 コントロールアンプ(プリアンプ)は小さな(主としてラインレベルの)入力信号を増幅するだけでなく、音を細かく調整したり、入力を切り替えたりする機能を備えており、そのために高音域、中音域、低音域の音量を個別に調整する「トーン・コントロールつまみ」(=イコライザー (音響機器))や、ステレオの左右の音量を調整する「バランス調整つまみ」、入力を選択する「入力切替スイッチ」(入力セレクタ・スイッチ)などを備えている。 レコードが主力の媒体だった時代には、レコード盤の表面の溝のわずかな動きを拾って電気信号に変えるピックアップ・カートリッジの微小な出力を増幅する専用のアンプがプリアンプに備わっていることが一般的であった。特に、単純な増幅だけではなく、MCカートリッジの非常に微小な出力を増幅したり(ヘッドアンプ。これは特殊で、信号を引き回したくないことなどもあり、レコードプレーヤー側に備えることも多い)、レコードに記録された信号の「RIAA特性」と呼ばれる周波数特性を、逆特性のフィルターを通して戻すイコライザアンプが必要であった。プリアンプ内蔵ではなく独立させた「フォノアンプ」もあった。1980年代ごろからは主なメディアがCDに移行したため、フォノイコライザを持たない機種が多くなっており、近年はこれらは全てレコードプレーヤーの側が備えるのがもっぱらとなっている。 一般の音響機器のライン出力の出力レベルは2Vrms程度あるので、500mW程度で駆動するのであれば、プリアンプの必要性は無い。
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「コントロールアンプ」の例文・使い方・用例・文例
- コントロールアンプという音響機器
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