キースペア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 17:48 UTC 版)
「金色のガッシュ!!の登場人物」の記事における「キースペア」の解説
キース 声 - 堀内賢雄 / 若本規夫(サンデーCM版) リオウに協力する魔物の一体。三日月型の頭部とスプリング状の腕をした小柄の魔物。ステッキを所持し、未成年ながら喫煙し葉巻を好む。光線系の術を使う。 楽天的でコミカルな面が目立つものの、紛れもない実力者。魔界時代に西の地で「無敵の子」と言われ、清麿をして「ハンパなく強い」と言わしめたほど。しかし、転校してきたバリーに喧嘩を売って負けたことを機に彼をライバル視しており、王になるまでの間に自身の手で倒すことを目的としていた。 ベートーベンの交響曲第9番喜びの歌を妙というか歌詞の無いレベルの謎言語で歌ったり、「一人拷問ゴッコ」なるものに興じたりと愉快な行動ぶりを見せる。「ブラボー」が口癖で、攻撃を受けると「オギャーン」という特徴的な悲鳴を上げる。 人間界に着き、ベルンと会うまではボンの日本料理店で働いていた 。ファウードに侵入してきたガッシュ達の前に現れ、ブザライとの連携で彼らを圧倒するが最終的に敗北。 ファウード復活後、「ゴデュファ」によって体(主に胴体)が長等身化した。そこから更にファウードの力を得たことで、最終的には頭に大きな角が生え、ナルトが分厚くなったような形状の胴体と術を発射するギザギザ状の形をした円盤を二つ浮かべた異形の姿へと変貌した。また、ファウードの力への陶酔心と忠誠心は見せたが、ファウードの力で邪悪になった他の魔物達と違い性格までは変化しなかった。ガッシュ達を助けに現れたバリーと念願の再戦を果たすが、圧倒的な力量差で敗れてしまう。ファウードの支配からは逃れることが出来ず、ガッシュ達を始末する最後の手段としてファウードの罠を作動させてしまい、自己嫌悪の念とバリーと最後に戦えた満足感を抱きつつ魔界へと帰った。 魔界に帰還した後は、バリー、ロデュウ、ツァオロンと同じ学校に通っており、三名のあまりの威圧感で冷や汗を垂らしていた。 アニメ版では、アース一行の前に現れキャンチョメ・モモンと戦い、更にその直後に侵入してきたバリーとも戦う 。心の力がなくなるまではバリーと互角の勝負を繰り広げ、結局は敗北するが魔界へ送還されることなく出番を終えた。また魔界時代、バリーとのいも天の大食い勝負でキースが勝ったという因縁関係が描かれた(キース自身が勝手にライバルとして扱っていた)。 好きな食べ物:いも天。呪文 1. ガンズ・ギニス 無数の長四角型の光線を乱射する。 2. ギガノ・ギニス 全身から多数の銛状の光線を巨大な束にして放つ。最終形態時は二つの円盤からも光線が出た。 3. アム・ガルギニス 腕に光線エネルギーを纏わせ破壊力を増加する。最終形態時は二つの円盤も回転しながら相手に攻撃した。 4. ゴウ・ガルギニス 体を高速回転させながら突進する。 5. ディオガ・ギニスドン キースの最大呪文。全身から無数の銛状の光線を「ギガノ・ギニス」よりも巨大な束にして放つ。最終形態時は二つの円盤からも光線が出た。また、作者によると最終形態時のこの術は通常時の3倍以上の威力を持つという。 6. ドルギニス バリーの「ドルゾニス」と同様に、腕にドリル状の光線エネルギーを纏って攻撃する。 7. バーガス・ギニスガン 背中から乱反射する無数の光弾を放ち、四方八方から攻撃する。 8. キロン・ギニス 全身から出た光線を鞭状に操る。 ベルン 声 - 滝知史 キースの本(ハニースィート)の持ち主。赤い鼻が特徴の男。 キースとはボンの日本料理店で出会った。なお、彼が揚げたいも天はベートーヴェン第9がかかっていないと不味いらしい(キースかが歌うようになったきっかけでもある)。 映画監督で、初登場時には呪文を唱える代わりに「アクション!」と叫んだ事がある。好物はキースと同じくいも天であり、クリア討伐の際や最終回に登場していたが、相変わらずいも天を口にしていた。
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