キャロル・キング/ルイーズ・ゴフィン デュエット版
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「地の果てまでも」の記事における「キャロル・キング/ルイーズ・ゴフィン デュエット版」の解説
2000年、キャロル・キングは娘のルイーズ・ゴフィン(英語版)とのデュエット曲として「地の果てまでも」を録音し、The WBのテレビシリーズ『ギルモア・ガールズ』の主題歌に採用された。 『ギルモア・ガールズ』の主題歌としての「地の果てまでも」についてのエイミー・シャーマン=パラディーノクラッシックな感じを探していたんだけど、キャロル・キング以上のクラッシックはないと思う - もっと人なんていない。この曲はつながりについての曲で、あなたがリードするところには私がついていく、私たちはいつも一緒にいるということを歌った曲なの。興味深いのは、『タペストリー』の曲を使いたいと思っていたんだけど、そんなことが実現するはずがないと思っていたんだ、だってどうすればいい?私たちは小さなショーで、実際には存在しないし、キャロル・キングは伝説的な存在なの。キャロル・キングは伝説的な存在なんだけど、私たちは彼女に話を聞いてみたんだけど、不思議なことに彼女はこう言ったんだ。「男についていく女のことを歌っていて、時代が違うと感じているので、コンサートではもうあの歌は歌わない。でも、母と娘の考えは大好きだし、娘と一緒に再録音して、自分が書いたこの曲をもっと関連性のあるものに変えることができたら、ぜひそうしたい」...もし100年続けていたとしても、あのテーマソングは絶対に変えられないわ。どうやってテーマソングを変えるの?何てことだ。世界最高のテーマソングだよ シリーズ・クリエイターのエイミー・シャーマン=パラディーノ(英語版)に『ギルモア・ガールズ』の主題歌としてオリジナルの『つづれおり』のトラックの使用許可を求められたキングは、パラディーノの目的のためにはオリジナルの音源を使うよりもシリーズのテーマである母娘の関係を反映して歌詞を直したものを、娘のルイーズ・ゴフィンとレコーディングしたいと答えた。 キングはこの曲のオリジナルバージョンの共同作詞者であるトニ・スターンに連絡し、スターンは母娘関係に適用できるように曲のオリジナルのロマンチックな歌詞を微調整し、キングとゴフィンはローレル・キャニオン(英語版)のキングと、当時のキングの夫グレッグ・ウェルズの自宅にあるホーム・スタジオで、ウェルズのプロデュースで「地の果てまでも」のこの新しいバージョンを録音した。 キングとゴフィンのデュエット曲「地の果てまでも」のフルバージョンは2002年の『ギルモア・ガールズ』での使用曲を集めたアルバムOur Little Corner of the World: Music from Gilmore Girls に初めて収録され、キングの2007年の『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド(英語版)』のデラックス・エディションにも収録された。また、キングとゴフィンが歌うこの曲はキングの2005年のコンサート・アルバム『リビング・ルーム・ツアー(英語版)』でも聞くことができる。このアルバムでの曲名表示は、『ギルモア・ガールズ』のクレジットでは "Where You Lead" だったのにも関わらず "Where You Lead I Will Follow" となっている。2010年のトルバドール・リユニオン・ツアー(英語版)では、キングは「地の果てまでも」の改訂版をいくつかのツアー会場で披露し、ツアーの共同主宰者であるジェームス・テイラーのギター伴奏とバックボーカルと共にキングがリードボーカルを披露した。 キングとゴフィンはキングが初めて『つづれおり』の全曲を一回のコンサートで演奏したことで注目に値する、キングの2016年7月3日のハイド・パークでのコンサートで「地の果てまでも」の改訂版をデュエットした。キングは「地の果てまでも」の新しいバージョンを歌うという選択について、曲紹介のコメントで「次の曲はあまり演奏しません。この曲はウーマン・リブの直前にできて、一種の「スタンド・バイ・ユア・マン」な歌詞なので、私は[すぐに]この曲を完全には気持ちよく感じて演奏することができなくなりました」と説明し、どのようにこの曲を『ギルモア・ガールズ』の主題歌にしたのかを説明した。
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