ガッシャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 09:33 UTC 版)
突撃型MSで、モビルアーマー的な発想で開発された機体。水陸両用機における白兵戦が一定の効果を挙げたことから積極的に取り入れられ、汎用型のMSにズゴックのコンセプトを導入している。通常は2名で操縦し、リック・ドムと連携しての強襲作戦で運用されるが、他機種との互換性が低下したために量産は見送られる。 武装 本機のもっとも特徴的な武装が「山越えハンマー」とも呼ばれるハンマー・ガン(質量弾投擲銃)である。棘の付いた鉄球を打ち出す装備で、通常は直接腕部に装着する。月面での使用においては緩やかな弾道軌道を描くため、障害物を挟んだ敵機を曲射攻撃する事が可能となる。公国軍の技術者が、ガンダムが使用するハンマー系兵器に対抗して開発したといわれており、その軌道を算出するため背部に高精度の対地センサーを2本装備している。 ほかに両肩に収納式の4連装180ミリミサイル・ポッド(ミサイル・ランチャー)、両腕部はズゴックのようなクローに準じたアイアン・ネイル(コンバット・ネイル)となっている。 カラーリング 青を基調に一部濃淡グレーの塗装は『MS大全集』が初出で、「MS-X」ではエメラルド・グリーンを基調に一部白とネイビー・ブルーであった。『コミックボンボン』での「MS-X」初公開時には白を基調としたイラストが掲載された。 作中での活躍 「トミノメモ」においては、第41話で月面グラナダにて勇将ダルが搭乗。2機のグフ・タイプを率い、どこから飛んでくるか分からない山越えハンマーにより、ホワイトベース隊を苦しめたとされる。 ゲームブック『機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星』では、シャア・アズナブルの搭乗するリック・ドムと交戦する。これによれば、山越えハンマーの射程距離は約150メートルであるとされる。 漫画『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』では、サイド1コロニー「シャングリラ」で非合法に開催されている民間のMS対戦競技「バトレイヴ」に参加しており、アッグと対戦して敗れている。 ゲーム『SDガンダム GGENERATION』(第1作)では、水中用MSの一種として扱われていたが、次作『SDガンダム GGENERATION-ZERO』以降は修正されている。
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