ガイ・フォークスとは? わかりやすく解説

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ガイ・フォークス

原題:Guy Fawkes
製作国:イギリス
製作年:1923
配給:日英映画
スタッフ
監督:Maurice Elvey モーリス・エルヴィ
脚本:Alicia Ramgay アリシア・ラムゲイ
撮影:John Cox ジョン・コックス
キャスト(役名
Matheson Lang マシスン・ラング (Guy Fawkes
Jerold Robertshaw  (James I)
Lionel D'Aragon ライオネル・ダントン (Earl of Salisbury
Hugh Buckler ヒュー・バックラー (Robert Catesby
Nina Vanna ニーナ・ヴァンナ (The Girl
Edward O'Neill エドワード・オニール (The Priest
Pino Conti ピノ・コンティ (The Traitor
Robert English  (The Father
Shayle Gardner シェイル・ガードナー (The Lover
解説
イギリス史実に基いてアリシア・ラムゲイ女史執筆した台本拠って虚栄地獄」「情熱の海人」「浮気禁制」をものしたモーリス・エルヴィ氏が監督したもので、主役は「燃ゆる嫉妬」に出演した名優マシスン・ラング氏が演じ近年英仏諸国映画によく出演するニーナ・ヴァンナ嬢を始めライオネル・ダントン氏、エドワード・オニール氏、ピノ・コンティ氏等が助演している近頃珍しいストールもので異色あるイギリス映画である。(無声
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
毎年11月5日イギリスではガイ・フォークスのお祭がある。そのガイ・フオークスとは如何なる人物だったかというと--16世紀中葉以来次第盛んになった新教十七世紀に入るに及んで益々勢力を得、遂に1604年旧教弾圧条令発布されることになった。これは何人と雖も旧教宣教師庇護する者は死刑処し旧教徒結婚せんとする者は流刑処するという過酷なものであった時の国王暗愚なるジェームズ一世及び勢力ある新教徒議員達はかくて熱心な旧教信者怨府となり、旧教再興運動に関して大陰謀が企てられた。それは国会議事堂地下室爆薬仕掛けて国王並びに有力議員鏖殺せんとする計画だった。この陰謀指揮者として旧教徒首脳者に迎えられたのが当時和蘭武名轟かしていた豪傑ガイ・フォークスであった。彼は日を期してオールドサルホールに旧教徒首脳者連と会合すべく約する。このオールドサルホールの主人の娘は新教徒一青年と恋仲だったが、青年旧教徒結婚せんとした廉によって流刑処せられる。陰謀を嗅つけた新教徒首領ソールズベリー伯は、旧教徒首脳者を逮捕せんとしてオールドサルホールに来る。突然父に死別れた娘は恋人には生別れした以上この世在って何かせんと尼僧院行こうとする。旧教徒一人は彼女の美貌に心を惹かれ無理に結婚せんとしたのでガイ・フォークスは彼女を救うため仮の結婚をする。陰謀正に成就せんとする時、裏切者出た為にガイ・フォークスはロンドン塔囚われる一味連名白状させんと拷問されたが彼は頑として口を開かず国王に対して我が仮の妻と流刑になった青年とを夫婦にしてくれとのみ頼んで、ガイ・フォークスは従容として死に就いた

ガイ・フォークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 17:28 UTC 版)

ガイ・フォークス: Guy Fawkes[ˈɡ ˈfɔːks]1570年4月13日 - 1606年1月31日[1][注釈 1])、別名グイド・フォークス: Guido Fawkes[ˈɡwd ])は、1605年に発覚した火薬陰謀事件の実行責任者として知られる人物である。


注釈

  1. ^ 本記事では全ての日付について当時のイングランドで採用されていたユリウス暦で記載する。
  2. ^ 大主教特権裁判所の記録係であったとするものもある[3]
  3. ^ 母親の旧姓はイーディス・ブレークとするものと[4]、イーディス・ジャクソンとするものがある[5]
  4. ^ Dionis BaynbriggeまたはDenis Bainbridge(デニス・ベインブリッジ)。Dionysus[10]や Dionysius[11]表記も見受けられる。
  5. ^ モルモン教会によって運営されている系図を集積したInternational Genealogical Indexでは、フォークスはマリア・プーリン(1569年生)という女性と1590年にスコットンで結婚し、1591年2月6日にトマスという息子をもうけている[16]。ただし、これらの情報は教区にある一次資料によるものではなく、二次資料によるものと思われる[15]
  6. ^ Oxford Dictionary of National Biographyによれば1592年となっているが、他の複数の情報源では1591年としている。Peter Bealの『A Dictionary of English Manuscript Terminology, 1450 to 2000』(OUP Oxford, 2010) には、1591年10月14日の日付が入った不動産の署名入り売買契約書が記されている(pp. 198-199)。
  7. ^ 出席者はジョン・ライト、トマス・パーシー、トマス・ウィンターとケイツビー、フォークスである[21]
  8. ^ トマス・ベイツは身分が低いという理由でゲートハウス監獄に収監された[51]

出典

  1. ^ The Gunpowder Plot Brockham Bonfire Brockham Bonfire's website
  2. ^ Guy”. Merriam-Webster Dictionary. 2015年2月22日閲覧。
  3. ^ Haynes 2005, pp. 28–29
  4. ^ Guy Fawkes, The Gunpowder Plot Society, オリジナルの2010年3月18日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20100318043708/http://www.gunpowder-plot.org/fawkes.asp 2015年2月22日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f g h i Nicholls, Mark (2004), “Fawkes, Guy (bap. 1570, d. 1606)”, Oxford Dictionary of National Biography (online ed.), Oxford University Press, doi:10.1093/ref:odnb/9230, http://www.oxforddnb.com/view/article/9230 2010年5月6日閲覧。  (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入)
  6. ^ "Fawkes, Guy" in Dictionary of National Biography, レズリー・スティーヴン, ed., Oxford University Press, London (1921–1922).
  7. ^ a b c Fraser 2005, p. 84
  8. ^ a b Sharpe 2005, p. 48
  9. ^ Fraser 2005, p. 86 (note)
  10. ^ Guy Fawkes Biography”. Encyclopedia of World Biography. 2015年2月22日閲覧。
  11. ^ David Herber. “Guy Fawkes: A Biography”. Britannia.com. 2015年2月22日閲覧。
  12. ^ Sharpe 2005, p. 49
  13. ^ Fraser 2005, pp. 84–85
  14. ^ Fraser 2005, pp. 85–86
  15. ^ a b Fraser 2005, p. 86
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  23. ^ Fraser 2005, pp. 122–123
  24. ^ Nicholls, Mark (2004), “Winter, Thomas (c. 1571–1606)”, Oxford Dictionary of National Biography, Oxford University Press, doi:10.1093/ref:odnb/29767, http://www.oxforddnb.com/view/article/29767 2009年11月16日閲覧。  (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入)
  25. ^ Haynes 2005, pp. 55–59
  26. ^ Fraser 2005, pp. 144–145
  27. ^ Fraser 2005, pp. 146–147
  28. ^ Fraser 2005, pp. 133–134
  29. ^ Fraser 2005, pp. 159–162
  30. ^ Bengsten 2005, p. 50
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  50. ^ Fraser 2005, pp. 215–216, 228–229
  51. ^ Fraser 2005, p. 263
  52. ^ Fraser 2005, pp. 263–266
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  58. ^ Sharpe 2005, pp. 76–77
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  60. ^ Thompson 2008, p. 102
  61. ^ Guy Fawkes, York Museums Trust, http://www.historyofyork.org.uk//themes/tudor-stuart/guy-fawkes 2010年5月16日閲覧。 
  62. ^ a b c d House of Commons Information Office (September 2006), The Gunpowder Plot, parliament.uk at web.archive.org, https://web.archive.org/web/20050215195506/http://www.parliament.uk/documents/upload/g08.pdf 2011年2月15日閲覧。 
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  66. ^ Fraser 2005, pp. 351–352
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  69. ^ Harrison Ainsworth, William (1841), Guy Fawkes; or, The Gunpowder Treason, Nottingham Society, https://books.google.co.jp/books?hl=en&id=YvcOOnJWc3gC&dq=william+harrison+ainsworth+fawkes&printsec=frontcover&source=web&ots=eDgfrpTV3h&sig=Wvzti1wdj7OSYbKLCi08P83pAQ0&redir_esc=y 
  70. ^ Sharpe 2005, p. 128
  71. ^ Call, Lewis (July 2008), “A is for Anarchy, V is for Vendetta: Images of Guy Fawkes and the Creation of Postmodern Anarchism”, Anarchist Studies, オリジナルの2013年6月2日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20130602025223/http://www.highbeam.com/doc/1P3-1626560801.html 2015年3月10日閲覧。  (要購読契約)
  72. ^ 英反逆者ガイ・フォークスの仮面、「抵抗の象徴」 国際ハッカー集団アノニマスも”. CNN (2011年11月6日). 2012年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月12日閲覧。
  73. ^ Sharpe 2005, p. 6


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