ミステリー・トレインとは? わかりやすく解説

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ミステリー・トレイン

作者まきのえり

収載図書文学 1993
出版社講談社
刊行年月1993.4


ミステリー・トレイン

作者森絵都

収載図書ショート・トリップ
出版社理論社
刊行年月2000.6

収載図書ショート・トリップ
出版社集英社
刊行年月2007.6
シリーズ名集英社文庫


ミステリー・トレイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/08 05:59 UTC 版)

ミステリー・トレイン
Mystery Train
監督 ジム・ジャームッシュ
脚本 ジム・ジャームッシュ
製作 ジム・スターク
製作総指揮 平田国二郎
須田英昭
出演者 永瀬正敏
工藤夕貴
ニコレッタ・ブラスキ
ジョー・ストラマー
音楽 ジョン・ルーリー
撮影 ロビー・ミューラー
編集 メロディ・ロンドン
配給 フランス映画社
公開 1989年5月CIFF
1989年11月7日
1989年12月23日
上映時間 113分
製作国 アメリカ合衆国
日本
言語 英語
日本語
イタリア語
興行収入 $1,541,218[1]
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ミステリー・トレイン』(Mystery Train)は、1989年制作のアメリカ映画で、メンフィスのホテルを利用することになる3組の登場人物たちのそれぞれの出来事を3編に分けたオムニバス形式で描くが、各編のストーリが同時刻帯に進行しお互いに影響しあう群像劇作品として仕上げた作品。

1989年カンヌ国際映画祭最優秀芸術貢献賞をジム・ジャームッシュが受賞。ホテルのフロント係とベルボーイ(サンク・リー)の間の会話内容、発砲音、エルヴィス・プレスリーが歌った「ブルームーン」などを三話のいずれにも反復して挿入し時間の同期をとっており、観客に群像劇としての説明効果として展開を行っている。映画のタイトルの「ミステリー・トレイン」は、プレスリーがカバーしたジュニア・パーカー同名曲に由来している。

ストーリー

第一編(ファー・フロム・ヨコハマ): アムトラック(列車)で日本からの観光中のジュン(永瀬正敏)とミツコ(工藤夕貴)は、テネシー州のメンフィス駅で降車、エルビスのグレース邸見物の為、重いスーツケースを引きずりながら歩くのだが、カール・パーキンスが収録したことで有名なサン・スタジオに着いてしまう。夜、二人はアーケード・ホテルという小さなホテルに泊まることにする。

第二編(ア・ゴースト): メンフィス空港でルイーザ(ニコレッタ・ブラスキ)は、エアチケットの座席予約がうまく行かずに街に出るのだが、さまざまなトラブルに遭ってしまう。アーケード・ホテルのナイトシフトのフロント係(スクリーミン・ジェイ・ホーキンス)から宿泊を断られ困っているディディ(エリザベス・ブラッコ)と出会い、相部屋利用で宿泊することを提案する。

第三編(ロスト・イン・スペース): ディディの元ボーイフレンドのジョニー(ジョー・ストラマー)は、友人のウィル(リック・アヴィレス)とチャーリー(スティーヴ・ブシェミ)と一緒に酒を買うために寄った店で店主(ロケッツ・レッドグレア)を銃で撃ってしまう。3人は、ウィルの義兄が働くアーケード・ホテルに逃げることにする。

キャスト

参考文献

  1. ^ Mystery Train” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年1月18日閲覧。

外部リンク


ミステリー列車

(ミステリー・トレイン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 18:55 UTC 版)

ミステリー列車(ミステリーれっしゃ)とは出発駅からの目的地をあえて乗客に案内せず、乗客にそれを予想させることを目的とした観光団体専用列車のことである。行き先不明列車とも呼ばれる。

概要

いわゆるミステリーツアーの鉄道版である。多くは鉄道会社旅行会社団体ツアーの形で募集され、集合駅から単純往復かあるいはいくつかの場所を周遊して同じ駅へ戻る形態の物が多い。観光地と駅は離れている事が多いため、観光バス列車とセットでよく使われる。

歴史

イギリスグレート・ウェスタン鉄道において1932年3月25日に1500人の乗客を集めて実施された「ハイカース・ミステリー・エクスプレス」が最初とされ[1]、日本ではその列車を見た新聞記者が興味を持ち当時の国有鉄道を運営していた鉄道省へこの企画を打診したのがきっかけ[2]となり、それからわずか2か月後の6月12日に「行先秘密?列車」の名で毎日新聞社との共同企画として運行されたのが創始である[1][3][4]。当時は昭和金融恐慌世界恐慌の影響を受けて鉄道利用者は減少傾向にあったため、鉄道省ではさまざまな企画を打ち出して増収に努めていた(三等寝台車の連結や特急「」号運転など)。その一環として運行される事になったといわれる。

当初500人を募集するつもりであったが切符が販売開始からわずか1時間で売り切れたため[5]急遽列車本数を2本に増発し、募集人数も776人に増やした。しかし追加募集した方も、販売開始からわずか30分で売り切れたという[5]。なお当日は、列車の乗務員や車掌にも行先は告げられなかったとされる。

運転当日、新宿駅を第1列車が8時15分に、第2列車が8時23分にそれぞれ発車し山手線 - 池袋駅 - 赤羽線 - 赤羽駅 - 東北本線 - 大宮駅 - 総武鉄道線(現:東武野田線) - 柏駅 - 常磐線 - 金町駅 - 総武本線新金線) - 両国駅のルートで運転、途中氷川公園(現:大宮公園)・氷川神社大宮盆栽村(大宮駅)、宝探し(清水公園駅)、キッコーマン工場(野田町駅、現:野田市駅)を見学・体験し終点両国駅に第1列車が17時14分、第2列車は17時45分に到着した[5]。収入は922円80銭[5](当時の省線電車初乗りは5銭)。なお列車内で終着駅の予想を行ったところ1位は上野駅、2位は新宿駅、3位が両国駅でその票は82票だった[5]。またこの列車の宣伝主任は成功の知らせを受けて祝い酒に酔いつぶれ、当日の夜は音信不通だったという[6]

また、1979年7月2223日には松本零士漫画アニメ銀河鉄道999』の劇場版の公開にあわせ、「銀河鉄道999号」というミステリー列車が上野駅 - 烏山駅烏山線)で運行されたが、話題を呼んで同列車の切符の競争率は70 - 80倍になったといわれる[6]。終点の烏山駅には「アンドロメダステーション」の装飾もなされ、先行上映会が開催された。ただし、この年の元日に国鉄の東京北鉄道管理局が発売した新春記念きっぷ「縁起来富(えんぎきっぷ)」に、『銀河鉄道999』に登場するメーテルのイラストやロゴが描かれており、烏山線の宝積寺・大金駅が区間に含まれていたことや、烏山線内で定期列車の運転時刻変更の通知が事前に行われていたこと、途中の宇都宮駅で電気機関車(EF65形)からディーゼル機関車(DE10形)への付け替えが行われたことなどにより、行き先が付近で唯一の非電化路線である烏山線ということが推測可能となり、厳密なミステリー列車とはならなかった。

現在でも、団体列車や鉄道会社募集のツアーなどでミステリー列車は時々運転される。

脚注

参考文献

関連項目


ミステリートレイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/03 00:15 UTC 版)

ぷらっと☆ホーム」の記事における「ミステリートレイン」の解説

内容 パーソナリティが2週ごとに交代していくシステム2006年10月6日放送開始2007年3月30日終了出演者 2006年10月6日…コダマックス (コダマセントラルステーション)、里中あや 10月13日/20日…大網亜矢乃太田彩乃伊藤あい滝ありさ 10月27/11月3日DJトラ武田真理子太田彩乃 11月10日/17日…まこと、美勇伝 (三好絵梨香岡田唯) 11月24日/12月1日COWCOW (多田健二山田與志)、里中あや星野加奈 12月8日/15日…まこと、カントリー娘。 (あさみ・みうな里田まい) 12月22日COWCOW(多田健二山田與志)、美奈斗 12月29日KIYO (レゲエダンサー) 2007年2月16日/23日…佐藤祐基加藤和樹 3月16日/23日…北澤豪吉澤ひとみ里田まい 3月30日…コダマック (コダマセントラルステーション)、九州男

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