カナダでの対日謝罪決議採択活動とは? わかりやすく解説

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カナダでの対日謝罪決議採択活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 00:17 UTC 版)

世界抗日戦争史実維護連合会」の記事における「カナダでの対日謝罪決議採択活動」の解説

カナダ決議案では「日本政府日本軍のための『慰安婦』の性的な奴隷化人身売買実在しなかったとするような主張は明確かつ公的に否定していくこと」と明記された。カナダ対日謝罪決議推進したのは野党新民主党中国女性議員オリビア・チョウ(鄒至蕙)であったカナダでの決議採択2007年3月27日国際人小委員会賛成4票、反対3票で可決次にカナダ下院外交委員会5月10日審議されたがカナダ保守党議員らが「日本への内政干渉だ」「日本はすでに謝罪している」と反対再調査として差し戻された。 以降カナダALPHA活動過激化し、カナダ全土中国住民をはじめ韓国系・日系住民動員しトロントALPHAブリティッシュコロンビアALPHAなどの組織編成セミナーロビー活動展開した2007年10月4日から6日まで米国ロスアンジェルス開催され世界抗日戦争史実維護連合会主催日本糾弾国際会議でエニ・ファレオマバエンガ米国下院議員が「今後女性弾圧人権抑圧に関して日本の慰安婦問題から次元高めて国際的な条約協定違反行為へと監視視線向けていくべきだ。日本ばかりを糾弾して意味がない日本いまさら慰安婦問題などで賠償払わせることはできない」と主張したが、カナダALPHA議長セルカ・リットは「日本国民意識高めるために日本政府非難し続けることの方が必要」と反論、同会議声明では日本のみを対象とした謝罪賠償要求された。 その後2007年12月13日EU欧州議会本会議2008年3月11日フィリピン下院外交委、10月27日韓国国会謝罪賠償歴史教科書記載などを求め決議採択11月11日台湾などが対日謝罪要求決議採択した。 これらの決議採択した国はサンフランシスコ講和条約締結国多く含み、また朝鮮戦争国連軍として参加した国も含まれ韓国軍慰安婦活用してもいた。 古森義久渡部昇一東京裁判サンフランシスコ講和条約日本軍戦争責任賠償終わっており、講和条約以前のことを持ち出すことは国際法違反批判している。政策研究大学院大学教授北岡伸一も「21世紀人権感覚過去歴史適用するのは、いかにも乱暴」と述べている。元外交官東郷和彦も、戦後日本の法秩序全壊させかねないような過剰な法的責任追及」は遠慮してもらいたい述べている。

※この「カナダでの対日謝罪決議採択活動」の解説は、「世界抗日戦争史実維護連合会」の解説の一部です。
「カナダでの対日謝罪決議採択活動」を含む「世界抗日戦争史実維護連合会」の記事については、「世界抗日戦争史実維護連合会」の概要を参照ください。

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