オカダンゴムシ
オカダンゴムシ
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オカダンゴムシ (Armadillidium vulgare) は、日本では単にダンゴムシとも言い、人家周辺でよく見かける動物である。頭部には2対の触角が見られ、胸部には7対の歩脚があり、腹部は5節からなるが、上から見ればこれらの区別は難しく、灰色のやや長めの小判型の体に見える。背面は丸く盛り上がり、腹面は平らで、刺激を受けると、腹面を内側に丸まり、ほぼ完全な球形になる。これがダンゴムシの名の由来である。この姿は敵に対する防御の姿勢と考えられ、アルマジロやイレコダニなどとの平行進化の例である。特にタマヤスデとはよく似ており、知識がない人には区別できないほどである[1]。
- ^ “タマヤスデの一種”. ishida式のホームページ. 2010年11月23日閲覧。
- ^ 『生活害虫の辞典』
- ^ ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜 子どもたちのアイドル! ダンゴムシの秘密 2012年10月22日放送
- ^ 岩田清二、渡辺宗孝「ダンゴムシにおける交替性転向反応(2) 直進性と転向性」『動物心理学年報』第7巻、日本動物心理学会、1957年、 53-56頁、 ISSN 0003-5130。
- 1 オカダンゴムシとは
- 2 オカダンゴムシの概要
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