enthusiasm
「enthusiasm」の意味
「enthusiasm」とは、熱意や情熱を持って取り組むことを意味する英単語である。何かに対して強い興味や関心を持ち、積極的に取り組む様子を表す。また、他者に対してもその熱意を伝え、共感や支持を呼び起こすことがある。「enthusiasm」の発音・読み方
「enthusiasm」の発音は、IPA表記では /ɪnˈθuːziæzəm/ であり、IPAのカタカナ読みでは「インスーズィアズム」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「エンスージアズム」と読むことが一般的である。「enthusiasm」の定義を英語で解説
Enthusiasm is defined as a strong interest or passion for a particular subject or activity, leading to an eager and energetic involvement in it. It can also refer to the ability to inspire others with one's own passion and commitment.「enthusiasm」の類語
「enthusiasm」に類似した意味を持つ単語には、passion(情熱)、zeal(熱心さ)、eagerness(熱望)、excitement(興奮)、ardor(熱意)などがある。これらの単語は、状況やニュアンスに応じて使い分けることができる。「enthusiasm」に関連する用語・表現
「enthusiasm」に関連する用語や表現には、enthusiastic(熱心な)、enthusiastically(熱心に)、enthusiast(熱心な人)などがある。これらの単語や表現は、「enthusiasm」の概念をさまざまな形で表現することができる。「enthusiasm」の例文
1. His enthusiasm for the project was contagious.(彼のそのプロジェクトに対する熱意は感染力があった。) 2. She showed great enthusiasm in learning the new language.(彼女は新しい言語を学ぶことに大変な熱意を示した。) 3. The team's enthusiasm led to their success.(チームの熱意が成功につながった。) 4. The audience responded with enthusiasm to the performance.(観客はパフォーマンスに熱狂的に反応した。) 5. His enthusiasm for the subject inspired others to study it as well.(彼のその主題に対する熱意は、他の人々もそれを学ぶことに触発された。) 6. The teacher's enthusiasm made the students more engaged in the class.(先生の熱意が生徒たちを授業により関与させた。) 7. Her enthusiasm for volunteering was admirable.(彼女のボランティアへの熱意は称賛に値した。) 8. The company's enthusiasm for innovation led to the development of new products.(企業の革新への熱意が新製品の開発につながった。) 9. The athlete's enthusiasm for training helped him achieve his goals.(選手のトレーニングへの熱意が彼の目標達成を助けた。) 10. The enthusiasm of the fans was evident at the concert.(ファンの熱狂はコンサートで明らかだった。)エンスージアスト
エンスージアスト(enthusiast)とは、「熱狂的な支持者」といったような意味を持つ。
原義
古代ギリシア
ギリシア語の enthousiasmos が語源。エンスージアストの元となった語、エンスージアズム (wikt:enthusiasm) は古来、「霊感(インスピレーション)、(霊などに)とり憑かれること」を意味し、エンスージアスト(wikt:enthusiast)は「霊にとり憑かれた人」を意味した。
アポロンがピュティアに、ディオニュソスがマイナス(Maenads:ディオニソスのグルーピーの女達)にしたように、古代ギリシア人にとっては霊がとり憑いて出現すること(マニフェステーション)がエンスージアズムであった。
エンスージアズムは他に、「意識の転送」も意味した。ソクラテスは「詩人のインスピレーションとはエンスージアズムの一形態である」と言っている。神の意識が転送されてインスピレーションを受けることもエンスージアズムであった。
エンスージアズムが使用される文脈は、宗教的な意味をもっており、宗教的な霊感や宗教的な熱狂状態に限られていた。
英語
英語での汎用辞書として最初に編纂されたジョンソン辞典(Johnson's Dictionary、正式名称: A Dictionary of the English Language 。1755年刊)ではエンスージアズムを、「ある個人に起こった天啓、神の啓示を思い込みすぎること」と記されている。
現代の用法
現代英語では「熱心に楽しむこと、熱心に興味をもつこと、積極的な肯定」の意味を持つ。今日の日本語では単に「エンスージアスト」もしくはその略称の「エンスー」といった場合、「カーエンスー」(カーマニア)など自家用車などのモビリティや「オーディオエンスー」(オーディオマニア)などピュアオーディオなどの音響機器を所有し、熱心な人を指すことも少なくない。尤も、ヤマハ発動機ではオートバイに情熱を注ぐ人との説明をしている[1]。
今では他の考え方(宗教やイデオロギーなど)とは対立する意味はなくなり、心から献身的に理想、主義主張、研究、探求することを意味する。用語自体は中立であり、尊敬も蔑視の意味もそこにはなく、それは使用する文脈や使用する人によって変わる。つまり、ある人は尊敬の意味だけ、ある人は蔑視だけの意味に使うことがある。蔑視的な使い方の場合、過度に偏向していたり、異議を認めない姿勢に対しての批判であることが多い。
出典
関連項目
- エンスージアズムのページへのリンク