イングランドの教育とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > イングランドの教育の意味・解説 

イングランドの教育

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 05:37 UTC 版)

イギリスの教育」の記事における「イングランドの教育」の解説

en:Education in England」も参照 イングランドの教育(Education in England)は、教育省およびビジネス・イノベーション・技能省(BIS)が所管している。地方自治体公的教育政策策定し、かつ公立学校運営する責務負っている。 教育段階は、就学前教育3-5歳)、初等教育5-11歳)、中等教育(11-18歳)、第3期の教育18歳以上)となっている。5-18歳の全ての児童について、全日制義務教育を受けることが義務となっているが、これは学校またはその他の手法であってよい。3-5歳までの年齢については、自由選択として年間600時間就学前教育公的資金で受けることができる。 16歳からの2年間の教育はシックスス・フォーム(Sixth form)や"college"と呼ばれており、 一般教育修了上級レベルAレベル)や、それと類似したBTEC国際バカロレアCambridge Pre-Uなどのディプロマ取得のための課程である。 またイングランドでは、インデペンデント・スクールホームスクーリング合法であり、親たちはそれらの教育選択することも可能である。 義務教育は、小学校primary school)において5歳から始まる。初等教育・中等教育における義務教育では、日本のような1学年ではなく2~3学年ひとまとめにしたキー・ステージ(Key Stage)の各段階毎に日本学習指導要領にあたる「ナショナル・カリキュラム」(National Curriculum)によって必修科目その内容定められている。16歳になるとGCSEGeneral Certificate of Secondary Education)という義務教育修了試験を受ける。 公立学校に対して私立学校インデペンデント・スクールindependent school,独立学校)と呼ばれる伝統あるパブリック・スクール(public school)はこちらに含まれるパブリック・スクール教育18歳までだが、開始年齢1113歳の間であることが多い。私立学校中にはボーディングスクール寄宿学校)も少なくない私立学校多くもナショナル・カリキュラムの内容踏襲している。公立学校原則として無料だが、私立学校年間数千1万ポンド学費がかかる。 イギリス学校では給食提供しているところも多いが有料であり、寮制でない場合には、保護者判断によって弁当持参することも認められている。 1618歳義務教育終えると、大学進学する者はシックスス・フォーム(英語版)と呼ばれる学校にて、大学受験必要な一般教育修了上級レベルA-level認定取得準備費やされるその他の者は、継続教育カレッジにて職業教育を受けることとなる。

※この「イングランドの教育」の解説は、「イギリスの教育」の解説の一部です。
「イングランドの教育」を含む「イギリスの教育」の記事については、「イギリスの教育」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「イングランドの教育」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イングランドの教育」の関連用語

イングランドの教育のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イングランドの教育のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのイギリスの教育 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS