修学期間の延長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/08 06:58 UTC 版)
「イングランドの教育史」の記事における「修学期間の延長」の解説
1964年、学校を卒業する年齢を16歳に引き上げる準備が開始され、1973年9月1日から施行された。これは修学期間を1年間延長し、法定の卒業年齢を15歳から16歳に引き上げることだった。法律により、生徒たちが1年間追加された教育内容を修了しなければならなかったので、1973年には、15歳で卒業した生徒は全くいなかった。 多くの中等教育学校は、新しい5年生の生徒を収容することができなかった。この問題の解決策は、収容能力を拡張する必要がある学校について、新しい建物を建設するということだった。これらの建物は、しばしば「ROSLA建築」(ROSLA Buildings)、「ROSLAブロック」(ROSLA Blocks)と言われた。ROSLAては、Raising of school leaving age(卒業年齢の引上げ)の略である。これは、新しいROSLAの生徒を扱うための場を提供した。ROSLA建築は、自己組立用の素材一式として学校に送られ、長期間建っていることを期待されていなかったが、いくつかの建物は当初計画された期間よりかなり長く使われることとなり、2010年代に入っても使われていた。
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