イタリア国鉄ALn56.1900気動車とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > イタリア国鉄ALn56.1900気動車の意味・解説 

イタリア国鉄ALn56.1900気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 06:43 UTC 版)

イタリア国鉄ALn56.1900気動車(イタリアこくてつALn56.1900きどうしゃ)はイタリアイタリア国鉄(Ferrovie dello Stato Italiane(FS))で使用されていた機械式気動車である形式ALn56のうち、 Fiat[1]が製造した機番1900番台の機体の通称である。


  1. ^ a b Fabbrica Italiana Automobili, Divisione Materiale Ferroviario, Savigliano
  2. ^ Ferrovia Paola-Cosenza
  3. ^ Schweizerische Lokomotiv- und Maschinenfablik, Winterthur
  4. ^ a b Ansard S.A., Genova
  5. ^ Littorina、リットリナの範囲の解釈はさまざまであるが、Fiat製以外の軽量気動車や、蒸気動車であるALv72、木炭ガス気動車のALg56や液体式気動車であるALn772も含めリットリナとする場合もあり、戦後製のものも含めイタリアにおける軽量気動車全般をリットリナと呼称することもある
  6. ^ 当時の欧州の鉄道の客室は1-3等の3等級制であった
  7. ^ 一方で、Piaggio(Piaggio & C. S.p.A., Pontedera)やOM(Officine Meccaniche SpA, Milano)、Carminati & Toselli(Carminati & Toselli S.A., Milano)といったメーカによって地方私鉄向けに単端式気動車や小型の機械式もしくは電気式の軽量気動車が製造されており、また、1940年にはDF1.15液体変速機を搭載する液体式気動車であるALn772が製造されたが、その後1950年に製造されたALn880およびALn990ではOM製の機体を除き機械式に戻っており、その後1980年代後半に至るまで5段変速の変速機付の機械式気動車が製造されている
  8. ^ ALn56 a completa aderenza、完全粘着駆動の意
  9. ^ ガソリン機関の機体の形式称号は”b”、ガス機関の機体は"g"で、命名規則制定当時のイタリアではディーゼル燃料の名称に軽油類の総称であるナフサ(nafta)を使用し、軽油(gasolio)、ガソリン(Benzina)の名称を使用するようになった現在でも表記はそのままである
  10. ^ "2"はBreda製、"3"はOM製、"4"はAnsard製を表す。なお、機番が3桁の車種では百位がメーカーを表す
  11. ^ Ferrovia Tirrenica Meridionale
  12. ^ Ferrovia Cosenza-Sibari
  13. ^ Ferrovie Calabro-Lucane(FCL)、現在のカラブリア鉄道(Ferrovie della Calabria Srl(FC))
  14. ^ Ferrovia Cecina-Volterra
  15. ^ Mitchell Wolfson. Jr.
  16. ^ The Wolfsonian Foundation
  17. ^ Rahmi Mustafa Koç
  18. ^ Rahmi M. Koç Müzesi
  19. ^ Türk Otomobil Fabrikasi A.Ş(TOFAŞ)


「イタリア国鉄ALn56.1900気動車」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

イタリア国鉄ALn56.1900気動車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イタリア国鉄ALn56.1900気動車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイタリア国鉄ALn56.1900気動車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS