FS E.632機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/05 09:14 UTC 版)
| イタリア国鉄E632形電気機関車 | |
|---|---|
登場時塗装のE632形
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| 基本情報 | |
| 運用者 | イタリア国鉄・トレニタリア |
| 製造年 | 1982年 - 1987年 |
| 製造数 | 65両(+試作機1両) |
| 愛称 | "Tigre", "Tigrone" (E652), "Tigrotto" (E620 FNM) |
| 主要諸元 | |
| 軸配置 | B-B-B |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 | 直流 3,000 V |
| 長さ | 17,800 mm |
| 幅 | 3,000 mm |
| 高さ | 4,310 mm |
| 機関車重量 | 103 t |
| 台車中心間距離 | 12,650 mm |
| 固定軸距 | 2,150 mm |
| 車輪径 | 1,040 mm |
| 主電動機 | 直流直巻電動機 |
| 歯車比 | 36:64 |
| 保安装置 | RSC4; SCMT |
| 最高速度 | 160 km/h |
| 出力 | 4,200 kW |
| イタリア国鉄E633形電気機関車 | |
|---|---|
貨物列車を牽引するE633形(ティラーノ駅)
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| 基本情報 | |
| 運用者 | イタリア国鉄・トレニタリア |
| 製造年 | 1979年 - 1987年 |
| 製造数 | 147両(+試作機4両) |
| 主要諸元 | |
| 軸配置 | B-B-B |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 | 直流 3,000 V |
| 長さ | 17,800 mm |
| 幅 | 3,000 mm |
| 高さ | 4,310 mm |
| 機関車重量 | 103 t |
| 台車中心間距離 | 12,650 mm |
| 固定軸距 | 2,150 mm |
| 車輪径 | 1,040 mm |
| 主電動機 | 直流直巻電動機 |
| 歯車比 | 29:64 |
| 最高速度 | 130 km/h |
| 出力 | 4,200 kW |
E.632とE.633は、イタリア鉄道(FS)により1980年代から導入された電気機関車である。
ニックネームはTigre(虎)である。
歴史
E632形・E633形はイタリアの機関車では最初の電機子チョッパ制御車である。E444形005号機による試験の結果が反映されている。両形式の差は歯車比にあり、E632形は高速走行を、E633形は牽引力を重視した設定になっている。
1979年10月11日に初走行。試作機5両と量産機90両が発注された。(E633のうち75両、およびE632形のうち15両が貨物仕様)
1983年からイタリア北部で営業運転を開始した。もっとも成功した機種である。
関連項目
固有名詞の分類
| イタリアの鉄道車両 |
FS E.626機関車 FS E.464機関車 FS E.632機関車 TRAXX ペンドリーノ |
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