アリキメデス
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「ショッカー怪人 (テレビシリーズ2号編)」の記事における「アリキメデス」の解説
第35話・映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。 アリ(女王蟻)をモチーフとする改造人間。ショッカー科学陣がアリの卵から誕生させる。頭部の触角からあらゆる物質を溶かす蟻酸を放つ。また人間を食らう殺人蟻を操る。 日本各地に殺人蟻を送り込むために女王蟻の卵を育成している。アジトに侵入した一文字隼人と滝和也から卵を奪い返すため、赤い服を着た女に化けて滝を襲い、卵を持った滝は逃すが、後から来た隼人を殺人蟻の巣に閉じ込める。隼人が仮面ライダー2号に変身して巣から脱出すると戦闘員とともに戦い、2号に蟻酸を浴びせて打ち破る。 しかしゾル大佐からは卵を奪われたことを叱責され、最後のチャンスとして立花レーシングクラブに持ち込まれた卵を奪い返そうとする。殺人蟻でクラブの周囲を覆い滝らを閉じ込めて中に潜入し、五郎のアイデアで滝に火をつけられて逃走するが、隼人の声色を使って再び入り込み滝らを追い詰める。助けに現れた2号と戦い再び蟻酸で苦しめるが、2号が卵を盾にしたためこれを溶かしてしまい、自身もライダーキックを受けて2号が避けた際に溜まった蟻酸の池の中に落とされ酸で溶けて死ぬ。アジトに残された卵も連鎖反応により爆発する。 映画『仮面ライダー対ショッカー』では、死神博士が率いる再生怪人軍団の1体として登場。地獄谷で珠美と方程式の交換を行う死神博士を援護すべく出現するが、大道寺に変装した本郷が死神博士を拘束した際、命と引き換えにした死神博士の命令で全員戦うことなく撤退する。 声 - 由起艶子(第35話)、鈴木利秋(映画) スーツアクター - 岡田勝 名前はアルキメデスをもじったもの。脚本での名称は初期は女王蟻女メデアス、後にアリキメデウスであった。 脚本では、蟻酸の中へ落ちたアリキメデスに2号が救いの手を差し伸べるが、アリキメデスは死を受け入れて没するという展開が存在した。 その他の作品に登場するアリキメデス漫画『仮面ライダーSD マイティライダーズ』では、地獄大使の命令で、食べた者を一瞬で太らせるチョコレートを流通させる。
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