アメリカとの対立ソビエトとの友好とは? わかりやすく解説

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アメリカとの対立・ソビエトとの友好

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 01:47 UTC 版)

フィデル・カストロ」の記事における「アメリカとの対立・ソビエトとの友好」の解説

1959年1月革命によってフィデル全権掌握すると、アメリカ合衆国直ちにこれを承認した。しかし、新政府アメリカ企業資産没収国有化実施すると、アメリカとの関係日増しに悪化するフィデル4月ホワイトハウス訪れ副大統領リチャード・ニクソン会談する大統領ドワイト・D・アイゼンハワーは「ゴルフ中」で会えないという弁解行ったことからも、当時アメリカフィデル軽視していたことが窺える同年12月アメリカ国家安全保障会議は「容共的かつアメリカにとって不利益もたらす」としてカストロ政権転覆決定した。この計画古代ローマ独裁者ユリウス・カエサルの暗殺因んでブルータス作戦」と呼ばれたいわゆるピッグス湾事件」もこれに含まれるその後パティー作戦、リボリオ作戦、AM-LASH作戦次々暗殺計画立案されるが、全て失敗終わった1961年4月ピッグス湾事件アメリカ中央情報局 (CIA) によって訓練され侵攻軍の敗退に終わると、同年5月1日フィデルキューバ革命社会主義革命であることを宣言したキューバ国内アメリカ系石油精製所石油供給拒否しキューバ1960年2月ソビエトから石油購入する協定署名したアメリカキューバとの国交断絶しアイゼンハワー政権の間にキューバソビエトとの関係を深めるフィデルソビエト共産党第一書記ニキータ・フルシチョフとの間で様々な協定調印されキューバソビエトから大量経済・軍事援助受け取り始めた1960年9月ニューヨークで国連総会で約4時間半に及ぶ初演説を行った。この訪米時にアメリカ圧力受けたことと、それに対すキューバ側のあてつけが行われ、キューバ代表団が国連本部芝生テント張ったり、治安不安定だったハーレムホテル泊まったりした上に、キューバ航空機が差し押さえられるなどの冷遇受けた

※この「アメリカとの対立・ソビエトとの友好」の解説は、「フィデル・カストロ」の解説の一部です。
「アメリカとの対立・ソビエトとの友好」を含む「フィデル・カストロ」の記事については、「フィデル・カストロ」の概要を参照ください。

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