アフリカ研究文献集
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 02:43 UTC 版)
「フロリダ大学アフリカ学研究センター」の記事における「アフリカ研究文献集」の解説
本学図書館群のアフリカ研究文献集は、ジョージ・A・スマザーズ図書館の固有の資源と認められ、アメリカ国内で最も優れたテーマ別文献集のひとつに数えられる。農業や公衆衛生、社会科学や人文科学、職業などの分野から文献をまとめている。本学のアフリカ研究プログラムはこれら文献の学術および専門領域の広さと深さを反映し、アフリカ大陸研究において動植物や人々と文化、天然資源や野生生物の学際的あるいは応用研究に取り組む。またCASは図書館の資料とサービスを資金面で支え、合衆国政府の National Resource Center 格付とタイトルVI助成金(教育省)をあてている。 アフリカ研究文献集は電子化を進め、一部は本学電子図書館からオンラインで公開する。またその電子文献集の下位分類にはアフリカ美術 The Arts of Africa = Les Arts d'Afriqueとアフリカ写真資料集に加え、野生生物保護、ジャンマリー・デシート 研究 Jean Marie Deerscheid、オニチャ・マーケット文学 Onitsha Market Literature、ジョージ・フォーチュン収集資料 George Fortune Collectionsおよびマーティン・リクリ写真集 Martin Rikli Photographs Collectionが含まれる。 特筆に値する刊行物の多くは電子化し、G・フォーチュン収集資料の南バントゥー言語学資料(特にショナ語)、ドナルド・アブラハム収集資料のルソフォンの文化と歴史(アンゴラとモザンビークに特化)があげられる。そのほかアフリカ学の先人、グウェンドレン・M・カーターの集めた南アフリカ解放闘争の関連資料、ボブ・キャンベル撮影によるダイアン・フォッシーとカリソケ研究センター(英語版)の写真、あるいはM・リクリがとらえたイタリアによるエチオピア侵攻とその後の占領態勢(1935-1936年)の写真集も、検索目録をオンラインで公開し、関連する手稿類の電子化は今後の課題である。 アフリカの地図は、16世紀から21世紀まで「アフリカ地図コレクション」にあり、大航海時代から現代にいたる最も重要な地図製作者の作品の例を集めた。
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