アフリカ系アメリカ人および先住民族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:33 UTC 版)
「アメリカ独立戦争」の記事における「アフリカ系アメリカ人および先住民族」の解説
アフリカ系アメリカ人は、解放された元奴隷も奴隷のままの者も米英両軍ともに従軍した。 イギリス軍は積極的に、愛国者を主人に持つ奴隷を徴募した。 大陸軍側においても、1776年1月に、人員不足解消のため総司令官ジョージ・ワシントンは奴隷徴募の禁止令を撤廃した。ロードアイランドとマサチューセッツでは、小さいながらも全て黒人の部隊が編制された。また、フランス軍と共にハイチから全て黒人の部隊が参戦した。 少なくとも5,000名の黒人が革命軍側で、2万人以上がイギリス軍に従軍した。 ミシシッピー川から東にいた先住民族の大半が戦争に巻き込まれた。多くの部族社会は戦争への関わり方を巡って分裂することになったが、それまでアメリカの開拓者からの侵略に曝されていたために、先住民の多くはアメリカと敵対する道を選択した。およそ、13,000名の戦士がイギリス側で戦闘に従事したと推定されており、その中ではイロコイ連邦の約1,500名が最大であった。
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