アニメ番組放映事情
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:05 UTC 版)
同局では、テレビ東京から長年ゴールデンタイムのアニメ番組(およびドラマ番組)の同時ネットを積極的に行なってきた。バラエティ番組などとは違って、物語が連続する上にスポンサーの影響力が大きいアニメやドラマの場合、野球中継などの独自の特別番組を組むと必ず振替措置が必要となるため、系列局以外で同時ネットを受けるのは珍しいことである。特番を組んだ場合は別の曜日や時間帯に振り替えられるが、該当する回が1話完結のエピソードであったり、どうしても番組枠の都合が付かなかったりする場合は、放送されず「返上」となり、次の回に進むことがある。改編によりテレビ東京側で放送日時の変更があった場合以降の放送を継続するのか打ち切りになるかは番組によって対応が異なる、また同時ネット枠に移動してきた事により途中からネットを開始した事例もあった。 一方で、2000年代後半以降は深夜帯にもアニメ番組(Wikipediaにおける「UHFアニメ」)を放送していた。岐阜県を含む在名広域圏では、UHFアニメはテレビ愛知でネットされる作品が圧倒的に多く、当局で放送されるのは毎クール当たり数本程度に限られる。2016年までは主にKADOKAWA(角川書店)が関与している作品を、名古屋市やその周辺で受信できる地域が多い三重テレビとセットでネットする事例がほとんどであった。2017年以降、KADOKAWA関与のアニメはテレビ愛知で放送されるケースが増え、三重テレビと共に深夜アニメは散発的な放送に留まっている。 この他テレビ東京系の深夜アニメが当局では夕方枠で流れるケースもある、特に2018年~2019年及び2021年は積極的に放送しており平日夕方のアニメ枠のうち1~2本がテレビ東京系深夜アニメの放送枠となっていた。 シリーズ物の作品に関しては全てのシリーズを放送する作品もあれば最初のシリーズのみ放送したり続編から放送する作品もあり作品により対応が異なる。UHFアニメは最初のシリーズがテレビ愛知で流れて続編が当局に移動したり逆に続編がテレビ愛知に移動する作品も少なくない。 2022年4月期には木曜19・20時台に昭和〜平成初期に流れた往年の名作アニメを4本連続で流す枠を設定、当枠はぎふチャン開局60周年記念番組の位置付けだが2023年4月以降の各アニメの処遇は不明。 東海3県の民放テレビ局では唯一テレビアニメの製作委員会に参加した実績がない。
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