アニメやゲームでの描写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 11:21 UTC 版)
アニメでは、少年期にブルマに「お父さんと同じで、女心が分からなくて苦労するタイプ」と言われている。魔人ブウ編においてビーデルと2人でいる所をクリリンにからかわれると動揺したり、ビーデルと接触した時や彼女の言動で頬を染めながら見つめるなど恋心が描写されている。また、ビーデルの死を彼女の父サタンと話している時に、ドラゴンボールで生き返ると分かっていても複雑な表情を浮かべ、仲間たちの元へ戻った時には真っ先にビーデルの所に行ったためチチが悔しがる場面がある。 劇場版ではビーデルも戦闘に参加し、また、原作ではグレートサイヤマンを冷めた目で見ていたビーデルも2号として積極的に活動しており、2人の関係が描かれている。劇場版第13作『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』ではビーデルは満身創痍でありながら悟飯を助けようとし、悟飯は気絶したビーデルを見て奮起している。しかし悟飯の強さは秘密であるため、問い詰められ痴話喧嘩のようなやり取りをしトランクスに呆れられる。劇場版第15作『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』ではポーズを決めフリーザを倒す悟飯にビーデルが見とれている。劇場版第16作『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では基本的に一緒に行動する。悟飯はビーデルの強引さに振り回されがちで、ビーデルも悟飯の天然ボケに呆れるものの、以心伝心のような場面もある。また、幻魔人ヒルデガーンとの戦いでは悟飯のピンチに飛び出すビーデルと、気絶する直前にビーデルを心配する悟飯の姿がある。 一部のゲームではビーデルには、「敵に吹っ飛ばされると悟飯がお姫様抱っこで助け、二人で反撃する」という技がある。戦闘前の会話ではビーデルがグレートサイヤマンを「かっこいい」と誉め、グレートサイヤマンの必殺技では2人でハートを乱舞させている。魔人ブウ編後の話にあたる『ドラゴンボールZ 真武道会』では、少年悟飯をビーデルが「可愛い」と抱きしめたり、ビーデルを避難させるために青年悟飯がお姫様抱っこしている。また、ビーデルが悟空のことを思わず「お父さん」と呼んで慌てて訂正している。また、サイヤ人編の話に繋がる『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』ではハッチャン(人造人間8号)が少年悟飯を悟空だと見間違えるシーンがある。 『ドラゴンボール ゼノバース2』では、歴史介入により、トランクスがいた未来に人造人間16号が出現。未来の悟飯が襲われたため、主人公(プレイヤー)と未来トランクスが救援に現れる。16号は倒され、悟飯は成長したトランクスの姿を見て「立派になったな」と褒め称えた。今のトランクスなら人造人間たちを倒し、悟飯の運命を変えることができるがそれはタブー。大人になったトランクスを見て未来は続いていることを確信し、主人公にトランクスを任せ人造人間17号と18号との戦いへ向かっていった。条件を満たすことで悟飯生存ルートが出現。主人公の制止を振り切って未来トランクスが戦いの場に駆けつけ、悟飯の援護を行う。これにより人造人間たちを完全に破壊し、悟飯は仲間たちの無念を晴らした。トランクスは元の時代へは戻らず、このまま残って悟飯と共に平和な未来を実現させる。ただしこれは、悟飯と再会したトランクスの葛藤によって生まれてしまったもので、トランクス本人が改変したわけではない。
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