アクアの職業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 00:59 UTC 版)
「アクア (ARIA)」の記事における「アクアの職業」の解説
アクアには特徴的な4つの職業があり、四精霊の名前で呼ばれている。このうち水先案内人(ウンディーネ)についてはこちらの項目も参照。 火炎之番人(サラマンダー) 「浮き島」とよばれる気候制御装置の番人。出雲暁の職業である。 アクアは太陽から遠く離れているため本来はとても寒いが、彼らが浮き島の中心部にある炉から大量の熱量を放出することで気候を調整している。なおマンホームと違い人力によるマニュアル調整なので、残暑など季節と若干のずれがある。暁曰く「どでかい釜の番人」。 浮き島はそれ自体がひとつの居住区を形成しており、地上とは空中エレベーターで結ばれている。また個々の浮き島には認識番号が振られており、ネオ・ヴェネツィア沖にある浮き島の認識番号は「AFI-0078」である。 ウンディーネと同様に一人前と半人前の区別が為されているが、半人前の段階でどのような職務上の制限があるのかは不明。 地重管理人(ノーム) アクアの重力を制御している管理人。アルバート・ピットの職業。 アクアはマンホームよりも重力が小さい(マンホームの約1/3)ため、重力石と呼ばれる大質量をもつ特殊な石を地中に張り巡らしたパイプに流すことで制御している。このパイプの中を重力石が流れる時に不思議な音がする。重力石を操る機械はパイプオルガンのような形をしており、能力の高いノームほど大量の重力石を一度に扱い、神秘的な音色を奏でることができると言われている。彼らの居住区は地下深くにあり、壁面にたくさんの家々が設けられている。仕事場である中央ターミナルはアクアの最下層に位置する。 地下深くに住んでいるためか小柄で夜目が利くが、その代わりに強い光には弱く、外に出る時には黒いマントとサングラスは欠かせない(ただしアニメではアルが日中でもサングラスではなく通常の眼鏡を使用している)。外に出る時は大抵買出しの時ぐらいなので、地上ではあまり見かけることはない。 サラマンダー同様、半人前の段階でどのような職務上の制限があるのかは不明である(重力石を扱う事はできる)。 風追配達人(シルフ) エアバイクで各種物資を運送している配達人。作中には「ウッディー」こと綾小路宇土が勤務する浪漫飛行社や、海猫運送等が登場する。 ネオ・ヴェネツィアと浮き島は車が全面的に禁止されているため、彼らの存在は欠かせない。基本的には物資の運送が主な仕事だが、個人宛のお届け物やゴンドラの陸揚げの仕事も扱っているため、数も多い。 その他 ゴンドラの製造・補修・点検を行う「スクエーロ」と呼ばれる工房で働く船大工や、ネオ・ヴェネツィアンガラス(後述)職人が存在する。
※この「アクアの職業」の解説は、「アクア (ARIA)」の解説の一部です。
「アクアの職業」を含む「アクア (ARIA)」の記事については、「アクア (ARIA)」の概要を参照ください。
- アクアの職業のページへのリンク