アカネイア五大貴族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 01:19 UTC 版)
「アカネイア王国」の記事における「アカネイア五大貴族」の解説
ラング (Lang) クラスはジェネラル。『紋章』(第2部)『新・紋章』に登場。 アドリア侯爵。私利私欲のために民衆をどう扱おうと何とも思わない、腐敗貴族そのものの人物。暗黒戦争時はドルーアに通じ、サムスーフ侯ベントと共にアカネイア王国を裏切り民衆を虐げていた。 暗黒戦争後は皇帝となったハーディンによってグルニアに派遣され、グルニア占領軍司令官となった後も娘狩りをしたり略奪したりするなど残虐な圧政・弾圧を行い私腹を肥やす。 『紋章』第2部本編のオープニングとなる第1章から登場し、ハーディンからの勅命をマルスに伝えて反乱軍の鎮圧遂行を強要し、それが原因でロレンスを自決に追い込むなど序盤における最大の敵となる。マルス達をアカネイアへの反逆者にさせた原因でもあり、そもそもマルスたちと確実に衝突するだろうラングと接触させることでアリティアへ侵攻する口実を作るのがハーディンの狙いだったとジェイガンは推測しているが、ゲーム内ではそのジェイガンすら本気で激昂させてしまったほど尊大な態度に終始する。 最終的にはマルスたちに追い詰められ、戦闘時は命乞いを装った不意打ちを狙うも結局は死亡した。『新・紋章』ではマルスとの口論の台詞において意地悪さが強調されていたり、マイユニットで交戦すると、彼からそれまでの悪行やマルスへの侮辱を糾弾された上で「命を持って償え」と言われ、命乞いや言い訳も許されないという専用の会話イベントとなる。 『紋章』での顔つきはグラ国王ジオルに似ている。 カルタス (Cultus) レフカンディ侯爵。 暗黒戦争時はアカネイア軍の最有力であったのにも関わらず、お家騒動の混乱から兵を動かせなかった。 暗黒戦争後は全く登場していない。滅亡後のアカネイアではカミュが市政官として赴任するまでの間、王家や貴族に連なる者の多くが粛清されたため、恐らくカルタスもこの頃に処刑されていたと思われる。 また、アカネイア五大貴族は広大な自治領を擁しており、王家に従属しながらも独立した兵力を擁し他の王国に匹敵する程の勢力を誇っていた。 なお100年前の戦い(第一次ドルーア戦争)において活躍した、初代オルレアン王マーロンの兄でありアルテミスと結ばれたアカネイア国王のカルタスとは、同名だが当然別人である。 ノア (Noah) メニディ侯爵。ジョルジュの父親。暗黒戦争初期において、ディール候シャロンと共にアカネイア王国を守って戦うが、死亡する。 ベント (Bent) サムスーフ侯爵。暗黒戦争時はアドリア侯爵ラングと共にアカネイアを裏切った。暗黒戦争後は登場していない。 シャロン (Sharon) ディール侯爵。ミディアの父親。暗黒戦争初期において、メニディ候ノアと共にアカネイア王国を守って戦うが、死亡する。 なお、旧公式サイトのデザイナーズノートやファミ通のFEコラムではミディアの父親はシャロンということになっているが、ゲーム内でのミディアの父親はかつてアカネイア軍の最高司令官を勤めていたオーエン伯爵ということになっている。
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