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ゆら早生【ユラワセ】(果樹)

登録番号 第4723号
登録年月日 1995年 9月 14日
農林水産植物の種類 かんきつ
登録品種の名称及びその読み ゆら早生
 よみ:ユラワセ
品種登録の有効期限 18 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 由良町農業協同組合
品種登録者の住所 和歌山県日高郡由良町大字466番地
登録品種の育成をした者の氏名 山口寛二
登録品種の植物体の特性の概要
 この品種は,「宮川早生」の枝変わりであり,果実外観が円,果実大きさが中,果皮色が黄橙色で,育成地(和歌山県日高郡由良町)において10月上旬から収穫できる極早生品種である。  姿は開張性,大きさ樹勢及び太さは中,節間長は短である。指数は中,葉身面積は小,長さ及び幅は短,葉柄長さは中,葉柄比率は大である。果実外観は円,果形指数は~135,果頂部平域の果実横径に対する比は小,果頂部凹部深さは浅,花柱痕の大きさは中,果梗部平域の果実横径に対する比は小,果梗部放射条溝果の多少は少,中心柱大きさは小,果実大きさは中(110g程度)である。果皮の色黄橙,油胞の大きさ及び果面の平滑度は中,油胞の密度は密,凹凸はやや凸,凹点の多少は無~少,果皮厚さは中,剥皮難易は易である。じょうのう膜の硬さは軟,砂じょうの色は果汁多少は多,甘味は多(糖度12度程度),酸味及び香気は少である。成熟期早,育成においては10月上旬である。隔年結果性は中,浮皮果の発生及び裂果多少はでにくい,貯蔵性は小である。  「宮川早生」と比較して花柱痕の大きさ大きいこと,果皮厚さが厚いこと,成熟期早いこと等で,「宮本早生」と比較して中心柱大きさ小さいこと,果皮厚さが厚いこと,甘味が多いこと等で,「上野早生」及び「紀宝早生」と比較して花柱痕の大きさ大きいこと,果面の平滑度が粗いこと,果皮厚さが厚いこと,甘味が多いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
 この品種は,昭和60年育成者が自園(和歌山県日高郡由良町)において栽培していた「宮川早生」の中から,果実着色早い発見し翌年から出願者が調査始め以後高接ぎ苗木育成し平成2年からは和歌山県果樹園芸試験場協力得て特性の調査確認行い育成完了したのである




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