やまぐち‐そどう〔‐ソダウ〕【山口素堂】
山口素堂
山口素堂
(やまぐちそどう)
(寛永19年(1642)5月5日~享保元年(1716)8月15日、享年75歳)
素堂の代表作
目には青葉山ほとゝぎす初がつほ(『あら野』)
池に鵞なし假名書習ふ柳陰(『あら野』)
綿の花たまたま蘭に似たるかな(『あら野』)
名もしらぬ小草花咲野菊哉(『あら野』)
唐土に富士あらばけふの月もみよ(『あら野』)
麥をわすれ華におぼれぬ鴈ならし(『あら野』)
髭宗祇池に蓮ある心かな(『炭俵』)
三か月の隠にてすヾむ哀かな(『炭俵』)
うるしせぬ琴や作らぬ菊の友(『續炭俵』)
行ずして見五湖いりがきの音をきく (『 去来抄』)
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