ほるまりん版での設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 12:07 UTC 版)
「メダロット (架空のロボット)」の記事における「ほるまりん版での設定」の解説
全体的にお友達ロボットとして描き、パーツのみを玩具として捉えてそれを装着するメダロットには人格を認める。ただし、作中の人々は必ずしも人格を認めているわけではないようで、モノとしてみる者も多い。メダル研究の第一人者であるアキハバラ アトム(メダロット博士)でさえ「(持っている種類のメダルだから)いらん」と発掘したメダルを投げ捨てたり、メタビーを相手に平然と人体実験紛いのことを行うなど、その意識は低いと言わざるを得ないほど深刻である。 転送に関して、『1』ではメダルが手元になくとも呼び出すことでの転送が可能だった。『G』以降では、転送直後はとても冷たいという描写がなされている。また、転送シーンは他メディアの光に包まれ完成されたメダロットが出現するという表現とは違い、まずティンペット、その次にネジ単位まで分解されたパーツが転送された後、それらが自動で組みあがり転送完了となる。 ティンペットがメダロットの神経の役割をはたすという設定が最も濃く出ており、転送時には柔らかなケーブルもしくは針金のように描写されている。簡単に曲がるようにされる一方で、ティンペットにはかなりの強度があり、パーツが切断されようと溶かされようと“骨”は簡単に侵されず、壊れたのは全編を通しても数えるほど。 『1』ではパーツによる攻撃で木を吹きとばしたり、車に穴を開け爆発させるなど強力さが描かれたが次第に抑えた威力表現になった。しかし、違法改造パーツなどは依然として玩具らしからぬパワーをもって描かれる。 パーツの強度はそれほど高くなく、ロボトルやちょっとした事故などですぐに破壊され、内部メカが露出する。ナノマシンを用いた修理はほとんど描かれず、過度の損傷の場合は専門家が修理をするのが一般的のようである。原作者のほるまりんによれば、アニメとの差別化のため破壊描写を取り入れたとのこと。 メダロットが人間を襲う場面が多いことからメダロット三原則は存在しないか、あったとしても強制力がない可能性がある。
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